手話検定6級の勉強法は?難しい単語は覚える必要なしで過去問いらずってホント?
こんにちは~
今回は、手話検定6級の勉強法についてです!
7級に関しては、半分"お試し"みたいな部分もあるので、
ホントの意味での手話検定は、私的には6級からだと思っています。
(↑こんな言い方すると失礼かもですが、6級以降、一気に"手話らしさ"がアップするので、ぜひチャレンジしてみていただきたいです!)
"手話らしさ"がアップする、と言っても、いきなり難しくなるというわけではなくって、
独学でも十分合格を目指していただけますし、
何より手話のおもしろさ、奥深さを実感できるとてもいい機会になると思います。
・・・とはいえ、せっかく受験するわけですし、
できることなら一発で合格したいじゃないですかw
というわけで本記事では
手話技能検定協会のNPO手話検定6級の勉強法についてお話ししていきたいと思います!
必要なテキストや教材、
どのように勉強していけばいいかなどの学習方法についても
詳しくお伝えしていきますよ!
是非参考にしてみてくださいね
手話検定6級の勉強法は?
【単語数 100 程度、動きのある指文字・数字】
簡単なあいさつができる、濁音や半濁音・長音・拗音など
を含む指文字、千の位までの数字、日常よく使われる単語
について表現・読み取りができる。
学習期間3ヶ月(24 時間)程度
手話検定を主宰する、NPO手話技能検定協会(以下、協会)では、
6級の出題範囲と、目安となる学習期間を上記のように説明していますね。
上記の内容に、7級の試験範囲である、50音の指文字が加わる形になります。
改めてまとめますと以下のようになりますね。
・50音の指文字と、濁音、半濁音等が正しく表現でき、読み取れる
・あいさつを含む、日常的な単語を使うことができる
・千の位までの数字を使うことができる
↑といった形になります。
こうやって見ると、
↑と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。
実際に勉強し始めてみると分かりますが、
この試験範囲、そこまで大変なボリュームではないんですよ♪
出題される単語がどれも日常的に使う単語なので覚えやすく、
なおかつ手話の単語の成り立ちの特徴が分かりやすい単語が多いため、
6級を受験することで、手話の勉強の仕方みたいなものがざっくりと自分の中に固まるという方が多いです。
6級の合格率自体も、約90%ありますし、
(↑~2019年までの計6回分の合格率をもとに算出しました)
そこまで身構えることなく、楽しみながら学習していくだけで、自然と合格がついてくる、といったようなイメージで臨んでいただきたいと思っています♪
では、具体的に、どのように勉強を進めていけばいいのか?
という点について、次の章以降で詳しくお話ししていきますね♪
手話検定6級はこれで対策!
ではここからは、6級合格のための学習法をご紹介していきますね!
私が提案する基本的な学習の流れとしては、
①指文字50音 + 濁音、半濁音、拗音を使えるようにする
②千の位までの数字を使えるようにする
③あいさつなどの基本的な単語を使えるようにする
【手話の勉強で初心者向けな教材やおすすめの方法を徹底解説!】という記事でもお話ししました通り、手話初心者さんにおススメなのが、指文字から勉強していくという方法になります。
なので、まずは以下の攻略フローに沿って、指文字と数字をマスターしちゃいましょう!
★①から順番にクリックして、飛んだ先の記事をお読みいただき、学習のお役に立てていただければと思います♪
※お気づきの方もいらっしゃるかもですが、
これらの記事は全て、本サイトの記事になりますw
(アヤシイところに飛んだりはしないのでそこはご安心くださいw)
上記の順番で記事をお読みいただき、各表現を見ながら練習していただければ、
指文字と数字に関してはほぼほぼマスターしていただけると思います♪
で、先にお話しした「③ あいさつなどの単語を使えるようにする」についてですが、
こちらは、場合によってはテキストを購入したほうが効率がいいこともあります。
本サイト内でも、6級に出題される単語の多くを解説動画付で記事としてアップしているのですが、
まだすべてを網羅できているわけではないんですよね 汗
【6級出題単語 一覧】
会う
青
赤
朝
明後日
明日
遊ぶ(記事中2つ目の動画をご覧ください)
暖かい
暑い
あなた
兄
姉
雨
ありがとう
言う
家
行く
いつ
妹
嘘
うそ
美しい・きれい
うれしい・楽しい
OK
弟
男
一昨日
大人
同じ(「~ですよね」と同じ手話を使えます)
思う
女
家族
悲しい
かまわない
火曜日
川
黄色
北
昨日
今日
兄弟
去年
嫌い
金曜日
くもり
来る
黒
月曜日
元気
ごくろうさま
子ども
寒い
さようなら
姉妹
手話・手話する
白
水曜日
好き
涼しい
すみません
先週
祖父
祖母
誰
違う
父
聴者
どこ
友達
土曜日
何
名前
難聴者
西
日曜日
場所
母
晴れ
東
左
人々
昼
普通
本当
右
みなさん
南
息子
娘
木曜日
休み
山
雪
良い
読む
夜
来週
来年
両親
ろう者
私
悪い
↑青文字の単語は、動画付きの解説記事をご覧いただけます♪
もしテキストを購入される場合は、
【手話初心者向けのわかりやすい本は?基本の教材やテキストのおすすめを厳選してご紹介!】
↑こちらの記事を参考にしていただければと思います。
上記の記事内でも、複数のテキストをご紹介してるため、
6級合格にフォーカスして少し捕捉をしておきますと、
6級受験以降も継続して手話を勉強していきたい!という方には、『すぐに使える手話辞典6000』がオススメですし、
とりあえず6級が受かれば後は今はいいや。という方には『わたしたちの手話学習辞典』がちょうどいいかと思います。
(どちらのテキストも、上記ページから簡単にお買い求めいただけます♪)
6級合格の強い味方となってくれること間違いなしですよ!
そして、検定といえば!という形でイメージされる方の多い、『過去問』についてですが、
私の個人的な意見としては、
6級に関しては、過去問は無くても大丈夫かと思います。
先にお話ししたテキストやサイト等で十分勉強できますし、
6級の合格に特化した過去問を買うよりも、その先を見据えて色々な単語が載っているテキストを入手する方が結果としてプラスになると思います。
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、手話検定6級の勉強法についてお話ししました。
ご参考になれば幸いです
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