手話表現

手話で ~ない の表現は?否定の単語を動画付きで徹底解説します!

こんにちは~
 
みなさん、手話の勉強、はかどってますか?
 
今回のテーマは、否定の表現である「~ない」についてお話ししたいと思います。
 
否定の表現ができるようになると、会話の幅がぐっと広がりやすくなりますし、
 
何より、一層会話がしやすくなるんですね。
 
日本人は、
 
「~ということも少なくない」とか
「〇〇は得意じゃないんだよね~」とか、
 
あえて遠回しな表現をして鋭い言い方にならないように配慮することが多いですから、
 
「~ない」という否定の表現を覚えるだけで、かなり会話が楽になりますし、楽しくなりますよ!
 
というわけで本記事では「~ない」という手話表現を解説したのち、
 
うまく使いこなすためのワンポイントアドバイスも加えていければと思います♪
 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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手話で ない ってどう表現するの?

では早速、「~ない」の表現を見てみましょう!
 
↓こちらのリンク先で動画がチェックできますよ♪
 
 

「~ない」の手話表現はこちら
 

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両手を胸くらいの高さでひらひらさせる感じですね。
 
参考動画では手を2回ほどひらひらさせてますが、
これは表現する人によってクセが出るところでして、
 
人によっては1回だけ両手をパッと裏返すだけの人もいます。
 
(表現として丁寧なのは、参考動画のように2回ひらひらさせる表現になります)
 
で、この単語の使い方としては、
基本的に別の単語と合わせて使うことで、「~ない」という意味合いを表現することができます。
 
例えば、
 
 ・「トマト」+「~ない」→「トマトがない」
 ・「電車」+「~ない」→「(もう)電車がない!」
 
↑みたいな表現ができます。
 
最初の例は「トマト」という表現の後に「ない」という表現を続けて行うことで、
 
「ない」の前に表現した「トマト」に否定の意味を付け加えることができるというわけですね♪
 
(あとの電車の例も、文法上の構造は一緒です♪)
 
 
な~んだ♪思いのほか簡単じゃん♪
 
と思ったそこのあなた!
 
実は、手話における否定の表現はまだ他にもあるんですよw
 
そこで、次の章以降では、
さらに手話表現の幅を広げたい!という方に向けて、ワンランク上の否定表現をご紹介していこうと思います。
 
 

手話の否定表現 ない にはバリエーションがある!?

では、手話の否定表現についてもう少し詳しくお話ししていきたいと思います。
 
ひと言に「否定」といっても、その種類って結構ありますよね?
 
例えば、普通に日本語で「遊ぶ」を否定語にしたいときも、
 
 ・「遊ばない」
 ・「遊べない」
 ・「(まだ)遊んでいない」

 
↑みたいに、色々な意味合いの表現ができると思います。
 
そう。
 
表現したい意味合いによって、否定の表現も変わってくるということです!
 
 
で、先ほどご紹介した「~ない」の表現(両手をひらひらさせる表現)は、
 
以下のような場合に使う表現となっています。
 

「ない(両手)」の表現

 ・ものや人などが存在しないときに、名詞と一緒に使う
 (例:「りんごがない」「〇〇さんがいない」)
 

 ・その動作をまだ行っていない時に、動詞と一緒に使う
 (例:「(まだ〇〇はしていない)」など)

 

なので、先の例で言うと、この表現が指す意味合いは、
「(まだ)遊んでいない」という風になるわけですね。
 

※また、「遊ぶ」+「時間」+「~ない」の表現で「遊ぶ時間がない」とも表現できます。
 
この場合も、"「(遊ぶための)時間」という名詞が存在しない"という風に考えるためです。
 
 
どうでしょう?
 
ご理解いただけてますかね?
 
 
では、「遊ばない」や「遊べない」といった表現はどのようにすればいいのか?
 
という点について、続けてお話ししていこうと思います。
 

手話単語の否定表現はさまざま

まず最初に、「遊べない」という表現について見ていきましょう。
 
こちらは、「~ない」ではなく、「~できない(不可能)」の表現を
 
動詞の後につけることで表現することができます。
 
例えば、「遊ぶ」という手話の後で表現すれば、「遊べない」になるわけです。
 
これは比較的理解しやすいと思います☆
 
詳しい表現等については、今度別の記事でしっかり解説しますので、
 
少々お待ちくださいね♪
 
で、お次が「遊ばない」という表現。
 
これって、「『~しないぞ!』という否定の意志」を含んだ表現をしたいときに用いる言葉ですよね?
 
なので、物や人が存在しない「ない」や、物理的に不可能だという意味の「~できない」では
 
イマイチしっくりこないことが分かると思います。
 
そこで登場する第3の「~ない」が、「胸の前で片手を開いて揺らす」という表現になります。
 

イメージとしては、
 

「ない」の表現の使い分け

 "単純に物や人が存在しないときや経験がないこと"に対しては、両手の「ない」
 
 "自分の意志で「~しない(ことに決めている)」と言いたいとき"は、片手の「ない」

 
↑と覚えていただければほぼ問題ないと思います♪
 

慣れるまでは混乱しがちだと思いますが、

 
普段からしっかり意識しているとだんだん使いわけが身についてきますので、 
 
根気よく頑張りましょう!

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

まとめ

今回は、手話における否定の表現を解説しました。
 
例外として「必要ない(いらない)」などの表現は
 
「必要」+「ない」ではなく、「必要ない」という固有の手話があったりしますから、
 
今回ご紹介したものがすべてというわけではありませんので、その点はご理解ください。
 
ただ、こういった例外的な表現は後から覚えていけばいい話ですし、
 
正直今回ご紹介した否定の表現をきっちり使いこなせるようになれば、
 
もうあなたは手話中級者くらいだと思っていただいて大丈夫です♪

 
手話の会話力を上げてくれる、知っておくべき表現は
 
まだまだたくさんありますので、
 
ぜひ以下のまとめを参考に、学習を進めていきましょう!
 

 
今さらですが、手話のネイティブである ろうの方々は
 
あまり否定形の表現を使わない場合も多いんですね。
 
今後勉強を進めていくと、
 
口型や表情などで単語に否定的な意味を付与する方法も
 
知る機会があると思いますので、
 
まずは今回ご紹介した基本知識を身につけておき、
 
後々別の表現方法を知った時に、徐々にそちらも取り入れていく形がベストかと思います。
 
(表情や口型については、今度別の記事でお話ししますね♪)

 
ご参考になれば幸いです♪

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