手話のありがとうを動画で解説!由来や使い方も表現とまとめてご紹介!
こんにちは~
今回は、「ありがとう」という手話を解説していきたいと思います!
手話を勉強している方だけでなく、色々な方にとっても
使いどころの多い「ありがとう」という手話ですね。
この単語を表現できるようになっておけば、
耳の不自由な方と接する際にきっと役に立つと思いますので、
覚えておいて損はありませんよ!
というわけで本記事では、
「ありがとう」という手話表現を解説しつつ、
表現の成り立ちや由来、さらには使い方のコツなどについて、
わかりやすくお話ししていこうと思います♪
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
手話のありがとうの表現を動画で解説!
では早速、手話で「ありがとう」という表現は
どのようにやるのか、動画でご覧いただきましょう!
↑別に難しいことはないですよね♪
表情も忘れずに一緒に表現してくださいね。
この時に、一つだけ注意していただきたいのですが、
「ありがとう」という手話を表現する際、頭は下げすぎないようにしてください。
他にも、「ごめんなさい」とか「よろしくお願いします」とか、
普通の会話だと頭を下げながら言うような言葉っていくつかあるのですが、
手話の世界では、
頭を下げてしまうと相手の手話が見えなくなってしまうため、
失礼にあたるとされています。
なので、先ほどの動画のように軽い会釈程度で十分です。
敬意を表そうとして、逆に相手に不快な思いをさせてしまっては
元も子もありませんから、この点は注意するようにしてくださいね。
もし、
という風に、心を込めて感謝を伝えたいときは
なるべく相手から視線を外さずに、少しだけ表現を
力強く丁寧にやると、気持ちの強さを表現できますよ♪
手話のありがとうの由来は?
勘のいい方はもうお気づきかもしれませんが、
この手話の動作は、相撲の所作から来ています。
お相撲さんが切り手をしている様子を
見たことがある方はピンとくるでしょう。
以前、手話って英語と日本語で違いは?世界共通じゃなく外国では別の表現!?という記事でもお話ししましたが、
日本で使われている手話は日本固有の歴史や文化をもとに作られていますので、
こういった土地の特色が見える表現になっているんですね。
ちなみにですが、
「ありがとう」という手話は、片手で表現しても構いません。
その際は、体に対して横向きにする方の手を省略します。
(先ほどの解説動画で言うと、左手を省略して右手だけで表現する感じです)
手話の中には、表現を簡略化できるものも多く存在していて、
今回の「ありがとう」という単語もその一つなんですね。
まぁ聴者の会話でいうところの、
「ありがとう」と「ありがと!」の違いくらいだと思っていただければ大丈夫ですw
そこまで違いはありませんし、
何なら、省略形の方が日常会話っぽくて普段使いしやすいという特徴もあります。
慣れてきたら、使い分けてみるといいですよ♪
手話のありがとうの表現の使い方のコツ!
最後にちょっと、余談というか、
ワンポイントアドバイスをお届けしたいと思います。
今回ご紹介した「ありがとう」という表現は、
あくまで基本の形というか、"教科書に載ってる表現"という感じなんですね。
聴者が普通に会話するとき、「ありがとう」という言葉って、
↑みたいに、ほんとにいろいろなバリエーションがありますよね?
手話も同じで、場合によっては、別の表現の方がしっくりくる場合もあるんですよ。
前の章でお話ししたように、「ありがとう」の手話を強く丁寧に表現することで
感謝の気持ちをより強く表現できますし、
「あの時はほんとに助かった!ありがとう!」みたいな場合だったら
「ありがとう」という手話は使わずに、
手を合わせて「ありがとう!」とやってみてもバッチリ伝わるはずです♪
別に、「ありがとう」という手話一本でも十分伝わるので問題ないのですが、
より会話らしく、感情豊かに表現したいとなった場合は、
シチュエーションによって表現や表情を変えて表すと、
手話らしい、良い表現ができるようになりますよ!
最初のころはまだ難しいと思いますので、
慣れてきてから少しずつ実践していただけたらと思います。
以下の記事で、「ありがとう」のバリエーションについても解説していますので、
ぜひ合わせてご参照くださいね!
手話のありがとうとありがとうございましたの違いは?過去形の表現のコツ!
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、「ありがとう」という手話について解説しました。
ちなみにですが、以下の記事で
会話の際にとっても役に立つ
是非とも覚えておいていただきたい表現を
まとめてご紹介しています!
手話力アップの近道になるかと思いますので、
是非合わせてチェックしてみてくださいね!
会話で超使える手話単語を例文とともに動画で徹底解説します!
・進行形「~しています」の表現
・推定の「~かもしれない」の表現
・過去形の表現
・推定の「~かもしれない」の表現
・否定の「~ない」の表現
・「~してください」の表現
・「~したい」の表現
・同意の「ですよね♪」の表現 …などなど
ご参考になれば幸いです♪
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