手話表現

手話の ありがとうございましたと、ありがとうの違いは?過去形の表現のコツ!

こんにちは~
 
今回は、「ありがとう」という手話に関するお話です。
 
「ありがとう」という手話は、
手話を勉強していなくても目にしたことがある方も多いかもしれませんね。
 
ただ、手話をしっかり学んでいるあなたは、

手話を勉強する過程で以下のような疑問を持ち、

この記事を見つけてくださったのだと思います。
 

 
「ありがとう」の表現はわかるんだけど、
 「ありがとうございました」ってどう表現すればいいの?
 
本記事では、この疑問にバッチリお答えしたいと思います!
 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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手話のありがとうって?

この記事をお読みの方の多くは、
 
すでに「ありがとう」という表現は知っていて、

だけど「ありがとうございました」という過去の表現になるとどう表していいのかわからない…
 
↑という感じでお困りなのかな と思います。
 
 
で、このお悩みを、
 
要約というか一点にまとめますと、
 

 
手話で過去形の表現ってどうやるの?
↑ということになるのではないかなと思うんですね。
 
ちょっと思い出してみていただきたいのですが、
 
教材や単語帳などで手話を勉強している時、

過去形の表現や単語ってほぼ見かけませんよね?
 

でも、日常会話で過去形の表現ってめっちゃ使いますし、
 
知らないままというわけにはいきませんw
 

過去形の表現の仕方はとっても大事なので、
 
私としてもぜひぜひ覚えておいていただきたいんですね♪
 

 
え?
 「ありがとうございました」の表現は?
↑とちょっと焦った方もいらっしゃるかもですが、
 
大丈夫ですw
 
こちらについてもちゃんとお話ししますので♪
 
 
なので本記事では、
 
まず最初に「ありがとうございました」の表現方法をお話しし、
 
そこから関連づける形で、手話の過去形の表現について
話を広げていければと思っています☆
 
 
…と、だいぶ前置きが長くなってしまいましたね 汗
 
ではまず
 
「ありがとうございました」の表現から見ていきましょう!

手話で ありがとうございましたってどう表現するの?

お待たせしました。
 
それでは、「ありがとうございました」の表現について
 
解説していきますね♪
 
 
えっと、結論から申しますと、
 
「ありがとうございました」という表現は、手話の世界には存在しません。
 
正直、びっくりされた方も多いのではないでしょうか??
 
ちなみにこれは、「手話の世界には過去形自体が存在しない」というわけではなくて、
 
"「ありがとうございました」という意味をもつ固有の手話が存在しない"
 
という意味になります。
 
言い換えれば、特別な単語を使わなくても、
 
「ありがとうございました」という表現は可能だということです。
 
 

…ちょっとわかりにくいですかね?

 

要は、めっちゃ簡単に言いますと、
 

 
ありがとうございました

 
 
ありがとな!

 
 
どうもありがとうね

 
全部基本の「ありがとう」という手話で表現できるということなんです♪
 
 
実は、手話の世界には過去の意味で用いる時でも、
 
過去形の表現を使う場合と使わない場合があるんですね。
 

今回のテーマである「ありがとう」については、
 
過去形にしたいときでも過去表現を用いない単語に含まれていて、
 
そのため「ありがとう」という手話だけで問題ない、というわけなんです。
 

ですから、例えば
 
昨日お食事に連れて行ってもらった相手にお礼を言う場合だったら、
 

「昨日」「ありがとう」
→昨日はありがとうございました
 
↑という、シンプルな2つの単語だけでバッチリ伝えることが可能です。
 

ちなみに、手話通訳士の方々は
 
そこらへんも文脈などから読み取って過去形にすべきところはきちんと過去形で訳さなければいけませんから大変なんですよw
 

 
どうでしょう?
 
ここまでの内容はご理解いただけましたか?

 

でも、しっかりとついてこれているあなたには、
 
まだ一つ疑問が残っているのではないでしょうか?
 

 
さっき書いてあった、
 過去表現が必要な単語とそうでない単語ってどう見分けるの?
 
↑という疑問です。
 
では、これについては次の章でお話ししましょう!

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手話の過去表現はこうして見極める!

先ほど、
 
"手話の世界には過去の意味で用いる時でも、
 
過去形の表現を使う場合と使わない場合がある"
 
とお伝えしましたが、こちらの見極め方は意外と簡単なんです☆
 
それは、「過去形にしたい単語が動詞かそうでないか」だけなんです♪
 
どういうことかと言いますと、
 
「~へ行った」とか「~を食べた」とか「走った」とか「遊んだ」とか
 
「動詞 + 過去」の意味を出したいときは、過去表現を使う、
 

動詞以外の、「ありがとうございました」とか、「おいしかった」とか、
 
特に形容詞を過去形にしたいときは、過去の表現は必要ありません。
 

まとめますと、
 

過去時制の出し方

・過去形にしたいのが動詞→「動詞」+「過去表現」
 ・過去形にしたいのが動詞以外→過去表現を用いない

 

↑こんな感じになります♪
 
で、肝心の「動詞」+「過去表現」の詳しいやり方についてですが、
 
この記事に書いていくと文字数がすごいことになりそうだったので、
 
別の記事にまとめてみました!
 
以下の記事からご確認いただけますので、
 
是非合わせてご参照ください!
 
手話で過去形ってどうやるの?~したの表現を動画で徹底解説します!
 

手話で過去形ってどうやるの?~したの表現を動画で徹底解説します!


 
過去形の表現は、覚えておくと何かと便利なので
 
この機会にしっかり身につけておきましょうね!

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

まとめ

今回は、「ありがとうございました」という表現についてお話ししました。
 
実は、ここまで読んでくださったあなたにささやかなプレゼントがあります♪
 
本記事でご説明した「ありがとうございました」のように、
 
使いどころが多くて便利な手話って他にも結構あるんですよ!
 
で、これらをまとめた記事がありますので、
 
是非合わせてご参照いただきたいんです♪
 
あなたの手話力向上に、きっと役立ちますよ!
 
会話で超使える手話単語を例文とともに動画で徹底解説します!
 

会話で超使える手話単語を例文とともに動画で徹底解説します!


 

↑この記事でわかること

・進行形「~しています」の表現
・推定の「~かもしれない」の表現
・過去形の表現
・推定の「~かもしれない」の表現
・否定の「~ない」の表現
・「~してください」の表現
・「~したい」の表現
・同意の「ですよね♪」の表現 …などなど

 
ご参考になれば幸いです♪

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