手話って英語と日本語で違いは?世界共通じゃなく外国では別の表現!?
こんにちは~
今回も、手話に関する「言われてみれば気になる!」シリーズです♪
本記事で扱うテーマは、
↑というお話になります。
「あ!そういわれると知らなかった!」という方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
というわけで本記事では
手話って世界共通なの?というテーマで
詳しいお話をお届けしていこうと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
手話って英語と日本語で違いはあるの?
ちなみにですが、
我々日本人が勉強している手話、なんていう名前だかご存知でしょうか?
…「手話」じゃなくて??
と、混乱する方も多いかもですが、
実は、我々が勉強する手話は、正式名称を
「日本語対応手話」もしくは「日本手話」というんです!
「日本手話」は、ろう者の方などが主に使用する、
いわば"本場の手話"でして、
「日本語対応手話」の方は、手話学習者がなじみやすいよう
文法などが少々簡略化され、より日本語に近い表現になっている手話を指します。
(この2つの手話の違いについては、いずれ別の記事でもっと詳しくお話ししますね)
で、この話が本題とどう関係があるの0かというと、
2つの正式名称をよく見てみてくださいw
「日本手話」と「日本語対応手話」…
そう。
両方とも"日本"という言葉が入ってますよね?
…もう勘のいい方はお気づきでしょう。
手話は世界共通じゃない!
そうなんです!
手話は、世界共通ではなく、
日本には日本の手話、アメリカにはアメリカの手話があり、
国による差が存在する言語なんです!
要は、日本では日本語、
アメリカでは英語が使われているように、
日本では日本の手話、
アメリカではアメリカ手話が使われているということなんですね。
この話を聞くと、
↑と、ちょっとがっかりする方もいらっしゃたりするのですが、
でもこれはある意味当然のことなんです。
というのも、手話を学んでいる方ならご存知の通り、
手話単語にはそれぞれその表現になった由来というものが存在します。
例えば、「あいさつ」という手話は、
人と人とが向かい合ってお辞儀をする様子を
両手の人差し指を曲げることで表現していますが、
アメリカで、あいさつの時に頭を下げるというのはちょっと想像しづらいですよね?
こんな風に、手話の単語は
その土地に根付いたものが使われるようになるんですね。
手話の日本と外国の違いは?
日本の手話と外国の手話の違いについて、
もうひとつわかりやすい例をご紹介しますね♪
日本の手話で「禁止・ダメ」という意味の表現をご存知でしょうか?
親指を上に向けて前に出す、あの表現です↓
実はこの表現と全く同じ動作のアメリカ手話が存在するのですが、
その意味は「禁止・ダメ」ではないんですw
なんと…「よい・OK」の意味だそうですw
要は、goodのサインということで、アメリカ手話ではOKという意味なのだと思いますが、
国による違いで手話表現が同じでも、意味が真逆になることがあるという、
ちょっとした余談でしたw
とはいえ、日本国内で手話が使える方はほぼ99%が日本の手話を使っていますから、
「手話でしゃべれるようになりたい!」とお考えの方も、
とりあえずは日本の手話を覚えることに集中して大丈夫だと思います。
ちなみに、私の知り合いのろう者の方は、
日本手話をネイティブとしていますが、
アメリカ手話やベトナム手話にも興味があるそうで、
ベトナムに留学して帰ってきたときには、
だいぶベトナム手話を習得して帰ってきてましたw
その方曰く、
「日本手話をおぼえると、芋づる式に関連付けて他の手話も覚えられるよ~♪」
↑だそうですw
(まぁこれは個人の意見なので丸々鵜呑みにはしないでいただきたいのですがw)
【合わせて読みたい!】
まとめ
今回は世界の手話についてお話ししました。
ちなみにですが、
手話に関する「言われてみれば気になる!」シリーズは、
以下の記事にもまとめてありますので
手話学習の合間の気分転換や雑学好きの方、
是非チェックしてみてくださいね♪
手話の雑学まとめ!
ご参考になれば幸いです♪
コメントフォーム