手話教室に通った感想!手話講座は初心者には難しいってホント?
こんにちは~
今回のテーマは、「手話講習会ってどんなところ?」です!
手話を勉強する方法はいろいろありますが、
王道の一つとして、「手話講座を受講する」という方法があります。
でも、正直なところ、
「手話講座ってどんなことを勉強するんだろう?」
「初心者の私がいきなり手話講習会に行って大丈夫なのかな…」
「そもそも、どこでどんな雰囲気で開催されてるものなんだろう?」
↑などなど、分からないことだらけだったりする方も多いのではないでしょうか。
というわけで本記事では
手話講座ってどんなところ?というテーマのもと、
開催場所や勉強の内容、受講費用など、気になるポイントを詳しくお話ししていこうと思います!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
手話教室に通った感想をお届けします♪
ちなみに、私も手話講座に通ったことがあるんです☆
なので本記事では
実際に手話講座に通っていた経験も織り交ぜつつ、色々お伝えできればと思います。
私は2年間にわたり、区の手話講座の上級クラスに通っていました。
調べてみると分かりますが、手話講座・手話講習会って意外とたくさんあるんです。
東京都内であれば、23区に一つずつはほぼ確実に存在しますし、
市営のところや個人経営の小さな教室なども含めると、その数はかなりの数になります。
まずは「〇〇(←あなたのお住まいの地域) 手話講座」などでインターネット検索をかけてみましょう。
これだけで、複数の団体が見つかることが多いですよ♪
私は手話講座に申し込みをした時点で少しだけ手話ができる感じだったので
最初から上級クラスを勧められましたが、基本的には初級クラスから受講していき、
徐々にレベルを上げていくのが本来の形なのだそうです。
一度初級クラスの授業を見せていただいたことがあるのですが、
ホントに基礎の基礎から教えてくれますし、生徒さん方もとっても生き生きしていた印象です。
手話の単語はもちろん、指文字と呼ばれる表現や、
手話で会話をする際に気を付けるべきことなど、実践的な内容をかみ砕いて教えていらっしゃいましたね。
やっぱり、こういった実践的な内容を対人で教われるのは正直とても大きいと思います。
独学ではこうはいきませんからね 汗
受講料も年間で3万円ほどだったので、比較的通いやすいかと思います。
(年30回ちょっとの講座があるので、1回あたり約1000円です)
もちろん、受講料については場所によってまちまちだと思いますが、
基本的に学生さんのお小遣いで十分賄える額くらいなところがほとんどですよ^^
手話講座は初心者には難しい?
前の章でもお伝えした通り、
手話講座や手話講習会は初心者さん歓迎のところがほとんどです。
以前、
手話の独学での勉強法って?おすすめテキストは?初心者には難しい?
とか
手話の勉強で初心者向けな教材やおすすめの方法を徹底解説!
↑とい う記事でもお話ししましたが、
手話をこれから始める方にとって、とっかかりの勉強は非常に大切になってきます。
これには、何が正しいとかはなくて、
色々なパターンから自分に合った勉強法を選ぶことが大切なんですね。
例えば、「英語を話せるようになりたい!」と思い立ったときって、
単語テキストとかリスニング用のCDを買ってひたすら勉強する人もいれば、
評判のいい英会話スクールを調べて入会し、勉強を進めていくタイプの方もいらっしゃいます。
それと一緒で、
「最初は自分である程度勉強してみよう」と思う方は軽く独学から始めてみるもよし、
「えぇい!やらなきゃいけない環境に飛び込んじゃえ!」と思う方は
思い切って手話講座なり手話講習会に入会してしまうのも手だと思いますよ。
だいぶ話が長くなってしまいましたので、ここまでの結論をひと言でまとめますと、
手話初心者さんが手話講座に通うのはアリ! ということですw
実際に、私が通っていた手話講座上級クラスにも
初級クラス出身者の方が数名いらっしゃいましたが、全員ほぼゼロベースの状態から
上級クラスの内容についていけるくらいには成長できたと言っていましたから、
きちんと続ければおのずと力はつくものかと思いますよ♪
手話講座は難しい?
イメージとしては、手話講座の初級クラスは
我々が子供のころに受けた最初の英語の授業に近いイメージかと思います。
小学生のころ、「りんご」とか、「車」とか
色んなイラストが描かれたカードを使いつつ、英単語をみんなで勉強して、
最後に簡単な英文を習ってみんなで音読…
↑みたいな感じでしょうかw
(あなたのご経験と多少違う際はイメージで補ってくださいw)
とにかく、手話でコミュニケーションをとるという初期段階の練習が主な勉強内容になります。
でも、ここまでお読みの方の中には、こんな風にお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。
正直、上級クラスともなると指導者の色が授業内容に濃く表れるので、
どの教室でも同じ内容を扱っているとは言い切れませんが、
せっかくなので私が通っていた手話講座の内容も簡単にお伝えしようと思います♪
私が通っていた上級クラスでは、手話の読み取りに重点を置いた内容でした。
中でも「ラベリング」という勉強方法がとても印象深いですね。
これは、手話で語られるスピーチを単語単位で一言一句逃さずノートにとり、
話者の表情なども専用の記号等を用いて全て書き取っていくんです。
で、その情報をもとに、より適切な日本語訳になるよう
クラスのみんなで話し合って訳を吟味していく感じになります。
この手話スピーチはDVDで配布されるので、毎回参加者は授業前にラベリングを済ませ、
週に1回の手話講座で各々ラベリングの成果を持ち寄り、すり合わせていく感じでしたね。
お察しの通り、これ、めちゃめちゃ疲れますw
特に最初は、スピーチ映像を何度巻き戻したかわからないくらい見返しましたからねw
でも、だんだんとラベリングの精度も上がっていきますし、
ドンピシャな日本語訳を見つけられることも多くなってきて、とてもやりがいのある勉強でした。
ここだけ聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、
これはあくまで上級クラスのお話です。
何度もお伝えしますが、
手話の経験が全くない方でも初級クラスからコツコツ勉強を重ね、
ラベリングの授業についてこれるまでに成長した方を私は何人も知っています。
何より、週に一回、
がっつり手話を見ることができて、使えて、学べる機会があるというのは
手話学習者にとってかなり理想的な環境です。
手話を本気で勉強したい方、思い切って飛び込んでみてはいかがでしょうか?
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は手話講座の気になる点についてお話ししました。
ちなみに、手話講座に似たもう一つの方法として、
「手話サークルに通う」という方法もあります。
人によっては、
↑という方も少なくありませんので、選択肢として知っておくことはとっても大切なんですね。
で、この手話サークルについては以下の記事で詳しくお話ししていますので、
合わせてチェックしていただくことをオススメします♪
手話サークルは初心者でもOK?入りたい人にどんな感じか教えます!
ご参考になれば幸いです♪
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