聴覚障害者とのコミュニケーション法は?話し方や接し方のポイント!
こんにちは~
今回は、聴覚に障害を持つ方とのコミュニケーションについてお話しします。
本記事では、
・耳の不自由な方とのコミュニケーション方法は?
・コミュニケーションをとる上で注意すべきことは?
↑といった点を中心に、円滑なコミュニケーションがとれるようお手伝いをできればと思います♪
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聴覚障害を持つ方とのコミュニケーション方法は?
えっと、本題に入る前に、ちょっとした余談をお話ししたいと思います。
基本的に、本記事では「聴覚障害を持つ方」といったような表現を使用しています。
(「障がい」のようにひらがなを混ぜた表現はしません!ということです)
これについては賛否あるかもしれませんが、私の知り合いの 聴覚障害を持つ方がこんな風に言っていたんです
↑と。
あれって、
"「障害者」と表現すると、「社会の害」みたいな意味にもとられかねないから
ひらがなで「がい」と表現するという理屈だけど、
いや、それだったら「障」だって「世に中の障り(さわり)になる」っていう風にとれるじゃん" とw
だから、中途半端に気遣ってくれなくていいから、普通に「聴覚障害者」って呼んでもらって全然かまわない"
…という風にその方は言っていました。
これには私も「確かに~!」と納得してしまい、以降は普通に「聴覚障害を持つ方」と表現することにしたんですね。
だいぶ余談が長くなってしまいましたが、
悪意があってこういう表現をしているわけではないということをご理解いただけますと幸いです♪
では、まずは具体的にどのようなコミュニケーション手段があるのかを見ていきましょう。
実のところを言うと、
↑という風に悩んでいる方って結構いらっしゃるんですね。
「大学で耳の不自由な方と知り合った」とか
「バイト先のお店にの常連さんは、耳が聞こえないらしい」とか
「自分が担当している生徒の親御さんが耳が不自由」とか
シチュエーションは違えど、同じ悩みを抱えている方が多いんです。
で、多くの方はまず思いつくコミュニケーション手段として、
「手話」や「筆談」が挙げられるかと思います。
手話は、ご存知の通り手を使った言語です。
カフェとかで、手をパパパっとなめらかに動かして会話している方たちを1度は見かけたことがあるかと思います。
ただ、正直言って「手話」というものに対して高いはハードルを感じてしまうという方も少なくありません。
確かに、手話を覚える=まったく新しい言語を覚えるみたいなものですから、
一歩踏み出すのが難しいというのもわかります。
が、手話だって言語なんです♪
東進ハイスクールの名物カリスマ講師の安河内先生もおっしゃっていました。
「英語なんて言葉なんだ!こんなもんやれば誰だってできるようになる!」とw
手話もまったく同じだと思うんですね。
以前別の記事で、手話初心者さんにおススメの勉強法等をまとめた記事も書いていますので、
ご興味あればこちらも合わせてご覧ください♪
手話の勉強で初心者向けな教材やおすすめの方法を徹底解説!
で、もう一つのコミュニケーション手段である「筆談」。
こちらの方がイメージしやすいというか、手軽にできそうなイメージですよね。
最近では、都営バスなどにも「筆談具あります」というような表示があったりして、
比較的 世に広まってきているコミュニケーションツールだと思います。
やはり、筆談は手話と違って
事前に勉強が必要だったりはしませんから、やろうと思った日から即導入できる点がいいですよね。
でも中にはこんな風に心配をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、ここら辺については次の章で詳しくお話ししていきましょうか!
聴覚障害を持つ方との話し方は?
えっと、ぶっちゃけた話をしてしまいますと、
コミュニケーションをとる上で気になること、聞いておきたいことがある場合は、
素直にご本人に聞いてしまうのが一番だったりします。
「手話できないんだけど、筆談でお話ししてもいい?」とか
「マスクは取って話した方が会話しやすいかな?」とか
具体的な質問でも大丈夫だと思います。
例えば、字にあまり自信がない方が毎回筆談をお願いされるとちょっとだけストレスだったりしますし、
口話(口の動きで相手の言葉を読み取る方法)ができる方と話す際にマスクは厳禁だったりもします。
逆に、口話ではなくて手話で話す方にとっては口がマスクで隠れていようがいまいが関係なかったりするんですね。
こんな風に、ひと言に耳が不自由な方といっても、
一人ひとりに「好みのコミュニケーション方法」というものが存在するんですよ。
聴者の中でも、気になったことはすぐに電話して解決してしまいたい人や、
口下手なので連絡はメールやLINEにしてほしいという方など、
色々なタイプの方がいますよね?
それと一緒なんです☆
なので、
「これからも仲良くしたいな♪」「もっといろんなお話をしてみたいな♪」と思える方に出会えた時は、
思い切って話しかけてみることをオススメしますよ!
(「話しかける」と言いましたが、最初はやっぱり筆談が手軽かつ確実かと思います♪)
聴覚障害を持つ方への接し方は?
前の章でお伝えしたように
基本的にコミュニケーションの仕方については直接ご本人に聞くのが一番かと思います。
あなたがお店の店員さんで、相手がお客さんとかなら、
そこまで込み入った話をすることは少ないと思うので大丈夫だと思いますが、
連絡先を交換したりして一緒に遊んだりすることも視野に入れている場合は、
お互いの中でプチルールを作っておくのもいいと思います。
例えば、私の知り合いの耳の不自由な方とは、急ぎの要件で連絡するときは、
電話をひたすらかけまくることにしています。
あ。
メールなどの文章で内容を送ったうえで電話をかけまくるんですよ。
要は、「気づいて~~!」という思いを込めて電話のコールを鳴らしまくるんです。
耳が不自由な方も、着信音は聞こえずともバイブ機能で気づいてもらえますからね♪
こんなふうに、身内でルールを決めておき、
連絡を円滑にするようにするというのもいい方法だと思いますよ。
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってましたよね?
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑手話もおんなじです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は耳の不自由な方に誤解を与えにくい円滑なコミュニケーションの取り方や付き合い方等についてお話ししました。
ここからはめっちゃ余談的なお話になるのですが、
本記事をお読みのあなたは、
相手の立場に立つことができる素敵な方だと思うんです。
というのも、手話を勉強したい!と思って手話を学んでいる方の中には、
ごく一部ですが、
知識を身につけることに集中してしまったり、
自分が伝えたいことを表現するのに躍起になってしまって、
相手の立場に立てていなかったり、
本当の意味でのコミュニケーションには至っていない方というのも
残念ながらいらっしゃるんですね。
でも、あなたの場合は、まず最初に
と、相手の気持ちを考えることからスタートしていますから、
是非これをきっかけに手話を学んでいただき、
たくさんろう者の方のお友達を作っていただきたいですね♪
手話の勉強の仕方は本当に様々ですが、
一例というか一つのモデルとして
勉強法などを以下の記事にまとめていますので、
ご興味ありましたら是非参考にしてみてくださいね♪
手話初心者向け!勉強法や指文字の覚え方、自己紹介のやり方まとめ!
ご参考になれば幸いです!
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