手話に関するあれこれ

表情のつけ方が手話を豊かにする!自然な顔になれる練習法は?

こんにちは~
 
今回のテーマは「表情」についてです。
 
みなさんも、「あの人、手話上手だな~」と思う人って、
 
表情もしっかり動いていて、ろう者の方のように躍動感のある手話をしている人が多いですよね?
 
でも、意外と表情を手話に乗せるのが苦手という方って結構いらっしゃるんですよ。
 
なので本記事では
手話における表情についてお話しし、苦手な方に向けてオススメの練習法もお伝えしていきますよ!
 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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表情のつけ方ってどうしたらいいの?

手話を表現しているときに表情が固くなってしまう方の多くは、
 
 「手話の表現で頭がいっぱいいっぱいになってしまう
 「表情を大きく出すのがそもそも苦手で、大きく表現できない
 
↑などなど、色々な理由があったりしますが、
 
結局のところ、「表情を出すことに慣れていない」という点が大きいんですね。
 
なので、表情を少し大きめに出す練習をしておくといいんですね。
 
で、それには顔の筋肉をほぐしておくといいんです♪
 
例えば、「ういうい体操」なんかオススメです☆
 
これは、接客業系のお仕事の研修等にも用いられている体操でして、
 
「口を思いっきり突き出して『う』」

「口を思いっきり横に引っ張って『い』」
 
を繰り返すだけですw
 
毎回しっかり口を動かして「ういういういういういういうい…」と続けていきましょう。
 
これを続けていると、次第に顔がほぐれてきて
 
表情が柔らかくなりますし、大きな表情を出しやすくなりますよ!
 

手話を表情豊かに表現したい!

先ほどご紹介した「ういうい体操」である程度 表情筋がほぐれてくると、
 
正直だいぶ表情豊かになってくると思います。
 
ただ、手話をしたりして頭がいっぱいになると余裕がなくなってしまうこともありますよね。
 
そもそもなぜ手話において表情が大切なのかというと、
 
手話という言語では、表情も大事な文法の一つなんです。
 
例えば、同じ「ボール」という表現でも、
 
手を小さく丸めて表現すると小さいボール、
 
手を大きめに丸めて、ほっぺたを膨らまして表現すると、大きなボールという意味になります。
 
この例は表情とは若干違うかもしれませんが、顔の筋肉が自在に動くようにしておくことは、
 
手話においては必須ともいえるんです。
 
また、手話はストーリーテリング形式といって、話したい出来事を細かく相手に伝える傾向にあります。
 
その時の登場人物や感情、情景などを落語のように巧みに演じ分けて表現していくので、
 
「役になりきる」という点からも表情は大切なんですね。
 
で、ここまでお読みの方の中には、
 

 
うーん
 手話に表情が大切なのは分かったけど、
 どうやって練習していけばいいの?
 
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
 
では、最後の章ではその辺についてお話ししていきましょう!

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手話の表情の練習法は?

えっと、結論から申しますと、
 
手話における表情はぶっちゃけ「慣れ」です。
 
こういう言い方をすると元も子もない気もするのですが、
 
やっぱり実際に手話でのコミュニケーションをたくさん経験している人ほど、
 
表現自体も滑らかで読み取りやすいですし、表情も豊かで話しに臨場感がある場合が多いですね。
 
逆に、座学が多くてあまりコミュニケーションをしていないタイプの手話学習者の方は、
 
単語や表現の知識はすごいのに、いざ表現になると急にぎこちなくなってしまう、という人が結構いらっしゃいます。
 
例えるなら、
 
 「学校の英語の成績はイマイチだったけど、英会話はなぜは弾む」というタイプの人と、
 「TOEIC対策で英語を勉強しまくったけど、実際はあまりしゃべれない」という感じの人
 
といったイメージですね。
 
で、手話表現中に表情を自然に出せるくらいにするためには、
 
やはり日ごろから表情を大きく出す練習をしておく、ということに尽きるかと思います。
 
それこそ、先ほどお話ししたボールの表現のお話のように、
 
手話の世界には顔の表情等によって付加的な意味を加える文法が存在しますから、
 
手話の表現中は(もちろん読み取るときも)考えることがたくさんあります。
 
そんな中、「表情を大きくしなきゃ!」といちいち考えるのは大変だと思いませんか?
 
だったら、普段から「ういうい体操」を行ったり、表情を少しだけ大きくするよう意識することで、
 
顔を柔らかくしておく方が自分自身も楽だと思いますよ。
 
私自身も、手話を始めたばかりのころは手話表現でいっぱいいっぱいになってしまって、
 
周りから見ると手話を表現しているときの顔がめっちゃ怖かったのだそうですw
 
無表情だったりしかめっ面だったり、とにかく異様だったらしいです(恥)
 
で、これじゃだめだと思い、今回ご紹介した方法を続けつつ、
 
たくさん手話でコミュニケーションをとるように心がけてみたところ、
 
数か月くらいで知り合いのろう者の方から
 
「なんか最近、一気に手話がうまくなったね♪」と言ってもらえたんです!
 
手話に関しては何でもそうですが、
 
一朝一夕で身につくものではありませんので、気長に続けていくことをオススメしますよ!

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

まとめ

今回は、表情に関するお話をお届けしました。
 
正直、今回お話しした内容をちゃんと実践できる方は
 
この記事をご覧いただいた方の中の半分くらいかと推定しています。
 
やっぱり、表情を出すのが恥ずかしくて苦手という方は少なくありませんからね。
 
でも、ここが正念場です!
 
ぜひマスターしていただければと思います!

 
ご参考になれば幸いです♪

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これまでに、100回以上の手話通訳を担当しています♪

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