手話で 小さいつ の表現は?指文字の拗音のやり方を動画付きで解説!
こんにちは~
今回も、指文字の表現に関する記事の第2弾です!
本記事のテーマは、「拗音」!
「拗音(ようおん)」と言われると耳なじみがないかもしれませんが、
いわゆる「小さい〇〇」のことでして、
「ょ」とか「っ」とかのことを指します。
指文字は、人の名前を表すときなどにも使われますので、
「しょうこ」さんや「しゅうへい」さんなど、名前に拗音が入る方は
ぜひぜひ覚えておきましょう!
…まぁ、普通にカタカナ語などを指文字で表現するときも
使いどころはたくさんありますから、
しょうこさんたちだけでなく、みんな覚えた方がいいんですけどねw
というわけで本記事では、
指文字の拗音の表現について詳しくお話ししていきたいと思います♪
目指せ!指文字マスター!
手話で 小さいつ ってどうやるの?
記事冒頭でもお話しした通り、
拗音は、「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」などで、
他にも「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」といった音も存在します。
まぁ後半の「ぁ」~「ぉ」は中々使う機会がないと思いますので、
とりあえず前半の4つを覚えておけば日常会話で困ることはほとんどないハズですw
とはいえ、拗音の表し方は全て同じルールとなっているので、
一気に覚えるのもそこまで大変なことではないかと思いますから、
これを機にセットで覚えてしまうことをオススメします。
で、肝心の拗音の表現方法ですが、実はめっちゃ簡単でして、
「手を少し手前に引く」という動作によって拗音を表現することができます。
ね?
ちょっと拍子抜けするくらい簡単ですよね?
では、次の章で
具体的な表現方法についてさらに詳しくお話ししていきますね!
手話では指文字で拗音を表現!
前の章で、拗音の表現は
「手を少し手前に引く」とお伝えしましたね。
もう少し具体的にやり方をご説明しますと、
「拗音にしたい音の手の形のまま、その手を少し手前に引く」という表現になります。
…と、
文字で説明するより、実際に表現をご確認いただいた方が早いですねw
例えば、「っ」は以下のように表現します。
指文字の「つ」の手の形を保ったまま、手前に引いているのが分かるかと思います。
他の拗音もまったく同じ方法で表現できますよ!
指文字の表現は、慣れるまでは少し表現がぎこちなくなりがちですが、
逆に言うと、慣れてしまえば誰でもサラサラよどみなく表現できるようになります。
↑という感じで、指文字に苦手意識のある方は
以下の記事などを参考にしていただき、練習を重ねれば
いずれ克服できるはずなので、是非合わせて参考にしてみてくださいね♪
指文字の練習法は?勉強法次第で苦手克服&すらすら表現できる!
手話や指文字は動画で覚えよう!
基本的に、拗音は別の音の指文字とセットで使う場合がほとんどです。
要は、「しゃ」とか「ジョ」とかのように、
必ず拗音の前には何かしら別の指文字を表現することになります。
で、ここで注意していただきたい点が一つありまして、
表現の際は手を引くタイミングを間違えないようにしていただきたいんですね。
人によっては、
拗音の表現に焦ってしまって、手を手前に引くタイミングを誤ってしまう方がちらほらいらっしゃるんです。
(特に、手話を学び始めて間もない頃に多いミスで、私も最初はあたふたしてましたw)
「しゃ」や「ジョ」等の場合は、
拗音にしたい文字の前(「し」や「ジ」)は拗音にはなりえないので
例え手を引くタイミングが間違っていても
読み手が読み間違うことは少ないのですが、
「ウォール」のように、
「ウ」も「ォ」もどちらも拗音になりうる単語で手を引くタイミングを誤ると
どの文字が拗音になるのかが分からなくなり、
読み手側を混乱させてしまう場合があるんですよ。
とはいっても、こういった単語はかなり少ないですから
そこまで気にすることではないのですが、
以前私が手話を教えていたクラスで
同じようなミスから大混乱に発展したことがあったので、
余談的な感じでお話ししてみましたw
指文字は、慣れるまでの間はゆっくり落ち着いて丁寧に表現する方が
相手も読み取りやすいですし、自分自身も混乱せずにしっかり指文字に慣れていくことができます。
こういったものは一朝一夕で身につくものではありませんので、
地道にコツコツと覚えていきましょう!
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、指文字の拗音の表現についてお話ししました。
以下の記事で、
指文字表現を徹底解説していますので、
この機会にぜひマスターしちゃってください!
☆指文字の表現に関する記事の目次ページはこちら
①手話の指文字は濁音もセットで覚えよう!表現のやり方を動画で解説!
②手話でぱぴぷぺぽってどうやるの?指文字の半濁音表現を動画で解説!
③手話で 小さいつ の表現は?指文字の拗音のやり方を動画付きで解説! ←今ここ!
④手話で長音ってどうやるの?伸ばし棒の表現のやり方を解説!
☆指文字のオススメの覚え方はこちら
☆指文字表現の練習法はこちら
ご参考になれば幸いです♪
コメントフォーム