手話の勉強法

指文字の覚え方!50音の由来を一覧で知れば簡単にマスターできる!

こんにちは~
 
今回は指文字の覚え方に関するお話をしたいと思います♪
 
個人差の大きいところではあるのですが、
 
「手話単語とかは覚えやすいけど、指文字はなぜか全然覚えられない!」という方って結構いらっしゃるんですよ。
 
実は、指文字には効率的な覚え方というものが存在するんです♪
 
というわけで本記事では、
指文字の覚え方について詳しくお話ししていきますよ!
 
ぜひ参考にしてみてくださいね~♪
 

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指文字の覚え方って?

 
みなさんもご存知の通り、指文字は手話の世界の50音です。
 
50パターン+αの手の形を用いて、「あ」~「ん」と、濁音(「が」「ざ」「ば」など)や半濁音(「ぱ」行の5つ)を表現することができます。
 
で、50音それぞれの手の形については、簡単に調べることが可能です。
 
手話のテキストや手話番組、なんならネット上にも数えきれないほどありますからねw
 
まぁ、この記事にたどり着いてくださったあなたは、ここら辺の話はすでにご存知でしょう。
 
問題なのは、「指文字の手の形が全然覚えられない!!」ということですよね?
 
先ほどもお話ししました通り、手話学習者の中には「指文字がどうしても覚えられない!」と悪戦苦闘する方が一定数いらっしゃいます。
 
これはなぜかというと、もちろん個人差もありますが、
 
指文字が覚えづらいと感じている方の多くは、指文字の覚え方が間違っている可能性が高いと思われます。
 
ここで自分の指文字の学習法を思い出していただきたいのですが、普段あなたはどのように指文字を勉強していますか?
 
もしかして、
 
 「コピーした指文字一覧表を『あ』から順にひたすら覚えていく」
 「指文字は、手話番組で紹介される順番で行単位で覚えている」
 
↑みたいな練習をされていないでしょうか?
 
実は、この勉強法だと、めちゃくちゃ遠回りなんです!
 
これらの方法でも、ひたすらに繰り返していけば、いずれは指文字をコンプできるとは思いますが、すごく時間がかかりますし、実際に指文字を使う場面になった時にまた苦労することになってしまいます。
 
まず、「指文字の手の形とそれぞれの音が頭の中でリンクせず、覚えるのが大変…」とお悩みの方には、この勉強法は苦行以外の何物でもありません。
 
さらに言うと、この勉強法の最大の弱点って、「上から順にしか覚えられない」ということなんですね。
 
「あ」行の5つ、「か」行の5つ、「さ」行の5つ…という風に上から順番に覚えていくと、初めの方(「あ」行とか「か」行あたり)は比較的覚えやすいのですが、後半の行になるにつれてどんどん定着率が悪くなってしまうんです。
 
さらに、各行ごとに覚えてしまうと、途中の音を表現したいときに、毎回行の頭から思い出さないといけなくなってしまう可能性が高いんです。
 
例えば、「つみれ」と表現したいとき、
 
『つ』『み』『れ』の各指文字が一発で思い出せず、
 
『た』…『ち』…『つ』
『ま』…『み』
『ら』『り』『る』『れ』
 
↑みたいに、毎回行の頭からじゃないと思い出せなくなってしまうんです 汗
 
これは私自身の失敗談が絡んだ内容なのですが、
私が人に手話を指導し始めたばかりの頃は、生徒さんに指文字を行ごとに教えてしまっていたため、多くの生徒さんが行単位でしか指文字を思い出せないという状態に陥ったことがあるんですよ 泣
 
それ以来、指文字を行単位で教えることはすっぱり辞めましたw
 
だいぶ話が長くなってしまいましたが、
 
要は、指文字を行単位で上から覚えていくのはNG!ということです。
 
じゃあ、どのような勉強法が正しいのか?
 
というお話は、次の章以降でお伝えしようと思います。
 

指文字の由来を知ろう!

指文字の覚えづらさって、手の形とそれが示す音が頭の中でリンクしないことが原因の一つだと思うんですね。
 
例えば、「指文字の『あ』って、なんでああいう手の形なの?」みたいに、理屈が分からないがゆえに頭に入ってこないという部分も大きいはずです。
 
であれば、やるべきことは簡単だと思いませんか?
 
そう!
 
50音それぞれの手の形が、なぜそうなったのか理屈を知ればいいんです!
 
学生時代、歴史の年号や人物、出来事などを年号と合わせて語呂合わせで覚えたように、
 
理屈や関連付けがあるだけで、人はものすごく記憶という作業が楽にできるようになるんです。
 
意外に思われるかもしれませんが、50音ある指文字全てに、きちんと由来や理由が存在するんですよ♪
 
例えば…
 
『あ』
 

 
↑こちらは、アルファベットの「A」の形から来ているんです。
 
正面から見ると、小文字の「a」の形にそっくりですよね♪
 
お次は『ひ』
 

 
こちらは諸説あります。
 
・数字の「1」の表現と同じで、「ひぃふぅみぃ」と数えたときの「ひ」にあたるから『ひ』
・人差し指だけを立てるので、「ひとさしゆび」の『ひ』
 
などなどです♪
 
では、『ま』はどうでしょう?
 

 
こちらは、アルファベットの「M」の形を模してるんですね。
 
下向きに伸ばした人差し指、中指、薬指の3本で「M」を表現しています。
 
どうですか?
 
結構面白いですよね~☆
 
中には、こじつけじゃ…?と思えるようなものもあるのですが、それはそれでツッコミを入れながら覚えていけば、あっという間に50音全て覚えられちゃいますよ♪
 

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指文字を一覧でバッチリ覚えられる!

前の章では50音のうち、3つの指文字を抜粋してご紹介しましたが、
 
どうせならほかの指文字の由来も見てみたいと思いませんか?
 
ご安心ください。
 
50音のすべての指文字を一覧で確認できるページがありますよ♪
 
指文字の手の形を一覧で確認できますし、気になる表現をクリックすると詳細な解説ページに飛べるようになっています。
 
指文字表として印刷して活用したり、お気に入りに登録するなどして、
 
繰り返し見て、覚えていくようにしましょう!

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

まとめ

今回は、指文字の覚え方についてお話ししました。
 
最初こそ大変ですが、覚えてしまえばかなり心強いのが指文字です!
 
めげずに頑張って覚えていきましょう!
 
以下の記事で、指文字に関する情報をまとめております♪
 

指文字の覚え方&読み取り&表現方法まとめ!これさえ読めば完璧!

 

指文字の覚え方&読み取り&表現方法まとめ!これさえ読めば完璧!


 
今さら聞けない指文字の表現方法解説や、
 
覚え方&すらすら表現するコツなど、
 
指文字に関するお悩みはコンプリート出来ると思いますよ♪
 
ぜひ参考にしてみてください!

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