漫画やアニメで手話を学ぼう!

聲の形で佐原が使った手話『もし、石田くんが目覚めても、私、合わせる顔がない』の表現を動画付きで解説!

こんにちは~
 
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「もし、石田くんが目覚めても、私、合わせる顔がない」という手話表現のシーンについて解説していきます。
 
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
 
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
 

 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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聲の形で西宮が使った手話表現を解説!

ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
 

「もし、石田くんが目覚めても、私、合わせる顔がない」の手話動画はこちら
 

 

手話表現の 要点解説!

【単語構成】

  • 『もし』『石』『田』『男』<指さし(石田)>『目を覚ます』『でも』『私』『会う』『顔』『ない』
 
 【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
  • 「もし、石田くんが目覚めても、私、合わせる顔がない」
 
 【このシーンが流れる時間】
  • 01:46:54~

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こちらは、硝子が佐原に会いに行ったシーンでの会話ですね。

 
 
このシーン、佐原の表現している手話が見えなかったため、手話表現に関しては、"私ならこう表現するかな"という形になっています。
 
作中での正式な表現とは異なるかもしれませんが、
その点ご了承の上、参考にしていただけますと幸いです♪

 
 
では、手話表現を解説していきましょう!

 
 
『もし』は、親指と人差し指を立てて顔の横で構え、両方の指をくっつけて表現します。
 
 
そして、この後は、『石』『田』『男』の3つの単語で「石田くん」という言葉を表しています。
 
 
『石』は、片手をコの字型にして、その手の中に、丸めたもう一方の手を入れるようにして表現します。
 
続けて、『田』ですが、こちらは、人差し指、中指、薬指を立てた両手のそれぞれの指が直角に交わるように重ねましょう。
 
以下の記事で、『石田』という苗字の表現をより詳しく解説していますので、合わせてご確認ください♪
 

 
 
そして、<指さし(石田)>と表現することで、「もし、石田くんが」の部分まで表現することができました。
 
ちなみに、この<指さし>に関しては、手話特有の文法なので、慣れるまでは難しく感じる方も多いと思います。
 
指さしについては、以下の記事で詳しくお話ししていますので、ご興味ありましたら合わせてご覧くださいね♪
 

 
 
『目を覚ます』は、両手の親指と人差し指をつけた状態で両目のあたりに手を持っていき、勢いよく指を開いて、同時に目も軽く見開くようにしてください。
 
これで『目を覚ます』という手話になります。
 
 
『でも』は、開いた片手を体の横に持っていき、手を裏返すようなイメージで手のひらを返してください。
 
『しかし』とか『ところが』という意味としても使うことができますよ!
 
 
先の『目を覚ます』と合わせて、「目を覚ましても」という意味になります
 
 
続けて『私』ですが、こちらは人差し指で自分を指さすだけでOKです♪
 

 
 
『会う』は、両手の人差し指を立てて、立てた指同士が向かい合うように手を近づけて表現します。
 
 
 
『顔』は、自分の顔を人差し指でぐるっとかたどればOKです!

 
 
『ない』は、両手を開いた状態で体の両横でクリンとひっくり返して表現します。
 

 

 
このシーンの文章はそこそこの長文なので、最初は難しく感じられる方も多いかもしれません。

 
でも、繰り返し参考動画と手話解説をご覧いただきつつ、練習していただければ必ず身につきますので、ぜひ頑張って練習してみてください♪
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

 
 

まとめ

 
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
 
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しております
ので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪

 

 

 
ご参考になれば幸いです♪

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