聲の形で佐原が使った手話『私は・・・変われなかった』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「私は・・・変われなかった」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『私』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「私は・・・変われなかった」
【このシーンが流れる時間】
- 01:47:02~
こちらは、硝子が佐原に会いに行ったシーンでの会話ですね。
このシーンの手話の解説を始める前に、先にお伝えしておきたいことがあるので、そのお話をさせてください。
このシーン、佐原は「私は・・・変われなかった」という文章の中の、『私』の部分しか手話で表現していません。
ただ、作中の描写から、硝子の耳は完全に聞こえていないわけではなく、補聴器や唇の動きを読むことで、口頭で言われたこともある程度理解できるものと思われます。
作中、上野と硝子が観覧車に乗るシーンがありますが、
観覧車の中で上野は手話や筆談を使わず、口頭で話しており、その内容を硝子も理解していましたよね?
となると、手話を使うのはあくまでサブ的な意味合いで、
硝子はある程度口での会話も理解できると仮定できます。
そう考えると、今回のシーンで佐原が「私は・・・」以降の内容を口頭で話していた描写も、不自然ではないといえますね。
耳が全く聞こえず、口頭で言われたことを理解するのが難しい方に対して、突然手話をやめて口頭で話すのはよろしくないのですが、
今回のシーンに関しては、佐原と硝子の関係性や、症状の度合いを知っているからこそ、成立したコミュニケーションかなと思いました。
では、手話表現を解説していきましょう!
『私』は、人差し指で自分を指さすだけでOKです。
序盤に小難しいことを話してしまいましたが、
難しく考えず、手話はあくまでコミュニケーションツールの一つということを忘れずに、楽しんで勉強を続けてくださいね♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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