漫画やアニメで手話を学ぼう!

聲の形で石田が使った手話『初めて言うけどさ』の表現を動画付きで解説!

こんにちは~
 
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「初めて言うけどさ」という手話表現のシーンについて解説していきます。
 
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
 
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
 

 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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聲の形で西宮が使った手話表現を解説!

ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
 

「初めて言うけどさ」の手話動画はこちら
 

 

手話表現の 要点解説!

【単語構成】

  • 『初めて』『何』
 
 【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
  • 「初めて言うけどさ」
 
 【このシーンが流れる時間】
  • 01:59:03~

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こちらは、硝子に「どうしたの?」と聞かれた石田が話したセリフですね。

 

 
では、手話表現を解説していきましょう!

 
 
『初めて』は、片手を開いて伏せ、その手の上で、人差し指以外の指をくっつけるようにしながらもう一方の手を上にあげていきます。
 
イメージとしては、伏せた片手の上に乗った布を摂るようなイメージです。
 
割と特殊な動作の手話なので、参考動画を見返しつつ、練習してみてください♪

 
 
そして、『何』は、片手の人差し指を立てて、その手を軽く振って表現します。
 

 
 
で、ここからはおまけの話というか、少し難しいお話になるのですが、
 
作中のこのシーンで『何』という手話が使われていたのかどうかって、私としても確実な答えが出せていないんですね。

 
 
というのも、映画のこのシーンを見る限り、『何』という手話を使っているように見えるのですが、
 
「初めて言うけどさ」というセリフを聞く限り、『初めて』+『言う』の方が、確実にシンプルで伝わりやすいと思うんです。
 
『何』と『言う』という手話が若干似ていることもあり、"『何』と表現しているのか、『言う』と表現しているのか、微妙"というのが正直なところです。
 
 
ちなみに、『何』という手話が使われていた場合でも、意味的にもつじつまが合う部分があるんですね。
 
『何』は、疑問詞として使うのが一般的ですが、"「 」(かぎかっこ)"のように使うこともできて、
 
例えば、自分の名前を伝える時に、
 
 『私』『名前』『何』『田中』(私の名前は田中です)
 
↑といった感じで、「田中」と伝える前に、『何』という手話を挟んで表現することができます。
 
 
これは感覚的な部分になってくるのでかなり難しいのですが、
いうなれば、英語のbe動詞(isとかareとかですね)に近いイメージです。
 
または、記号の「=」(イコール)にも近いかもです。
 
要は、「私の名前は田中なんだよ」と伝えたいときに、
 
 「私の名前」=「田中」
 
↑という、「=」の部分を、『何』という手話で表す感じです。
 
 
ただ、この「=」としての『何』という手話、必ず表現しなければいけないわけではなく、使わなくても問題なく意味は通じます。
 
なので、"この文章では『何』を入れた方がいいな"という風に使い分けをしていくのがベストなのですが、こちらについてはまた別途詳しく解説する機会を設けようと思いますので、
 
今の時点では、「そういうものもあるんだな」くらいの軽い感じで覚えおいていただければと思います。

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

 
 

まとめ

 
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
 
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しております
ので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪

 

 

 
ご参考になれば幸いです♪

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