聲の形で西宮が使った手話『みんなで行こう』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「みんなで行こう」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『全員』『行く(団体)』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「みんなで行こう」
【このシーンが流れる時間】
- 01:34:25~
西宮母の誕生日会で、結弦が花火大会の話題を出した際に、
硝子が提案をした一言ですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『全員』は、片手を開いて伏せ、平らに円を描くように体の前でぐる~っと手を回していきます。
『みんな』とか『みなさん』など、その場にいる全員に対して言うときに使える言葉ですね。
『行く(団体)』は、両手で大きな玉を持つような形を作り、その手を体の中心から体の横の方へスッと移動させるようにして表現します。
ちなみに、この『行く(団体)』という手話に関しては、
注意書きにもあります通り、"集団で行く"という場合に使う表現になります。
以前ご紹介した、石田のセリフである『どこ 行くかって?』では、別の表現の『行く』が使われていることが分かると思います。
石田が言った「行く」は、石田本人(つまり、一人)のみなので、『行く(団体)』の表現は適さないというわけですね。
ぶっちゃけ、使い分けがイマイチできなくても意味は通じますから、参考程度に覚えておいていただく程度で構いませんので、頭の片隅に置いておいていただければ幸いです♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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