聲の形で石田が使った手話『どこ 行くかって?』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「どこ 行くかって?」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『どこ』『行く』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「どこ 行くかって?」
【このシーンが流れる時間】
- 01:05:12~
こちらは、硝子が石田にどこに行くか尋ねたときの石田の手話ですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『どこ』は、『場所』という手話と『何』という手話を連続で表現することで表すことができます。
まず、片手を開いて軽く曲げ、手のひらを下向きにしてトンと少しだけ下におろしましょう。
これで『場所』となります。
続けて、片手の人差し指を立てて、軽く左右に振って『何』と表現すれば、合わせて『どこ』という手話になりますよ。
『行く』は、片手の人差し指を立てて、その手をクリンと返しながら指先を相手側へ向けてください。
これらの表現をまとめると、「どこ 行くの?」となりますね。
『行く』と表現しながら、首を傾げたり、尋ねるような表情をつけるのも忘れずにです♪
今回は、硝子が言った「石田くん、どこ行くの?」という発言に対して、確認の意味も込めて石田が手話で表現し直した形だったため、
「どこ 行くか"って"?」と、伝聞形のような語尾になっていますが、こちらの部分については、作中では手話表現が描写されていませんでした。
もし、語尾の部分も手話で表したい場合は、
・『どこ』『行く』『意味』…「どこに行くか、ってこと?」
・『どこ』『行く』『話す』<受け身>…「どこに行くか、って言った?」
↑といった感じで、最後に『意味』や『話す<受け身>』の手話を足すことで表すことが可能です。
ただ、そこまですべての文章を正確に手話に直していると、逆にくどくなってしまったりもするので、作中での表現だけでも問題ないと思いますよ♪
日常会話でも使える基本単語なので、ぜひ覚えておきましょう!
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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