漫画やアニメで手話を学ぼう!

『本当は会ってはいけないと思った。友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。僕が君に会う理由探してた。』の手話表現を動画付きで解説!

こんにちは~
 
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「本当は会ってはいけないと思った。友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。僕が君に会う理由探してた。」という手話表現のシーンについて解説していきます。
 
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
 
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
 

 
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

スポンサーリンク

聲の形で西宮が使った手話表現を解説!

ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
 

「本当は会ってはいけないと思った。友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。僕が君に会う理由探してた。」の手話動画はこちら
 

 

手話表現の 要点解説!

【単語構成】

  • 『本当』『会う』『ダメ』『思う』/『友達』『意味』『2』『週間』『ずっと』『考える』/『私』『あなた』『会う』『理由』『探す』
 
 【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
  • 「本当は会ってはいけないと思った。友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。僕が君に会う理由探してた。」
 
 【このシーンが流れる時間】
  • 41:47~

スポンサーリンク

 
こちらは、久々に再会を果たした硝子と石田が橋の上で会話しているときの内容ですね。

 
 
では、手話表現を解説していきましょう!
この一連のセリフはかなり長いので、3部に分けてお話ししていきますね。
 
 
 ①「本当は会ってはいけないと思った」
 
 
『本当』は、片手を開いて縦向きにして、その手をあごにトントンと当てるようにして表現します。

 

 
『本当に!?』とか『マジで!?』といったように、会話の中でリアクションをするときも使えるので、覚えておいて損はない単語ですよ!
 
 
『会う』は、両手の人差し指を立てて、それぞれの指を向かい合わせるように近づけて表現します。
 
 

 
『ダメ』は、親指を立ててグーサインの形を作り、その手を相手の方に向かって軽く倒すようにして表現します。
 
他にも、『禁止』、『禁止する』というような意味も持った手話ですね。
 
グーサインのイメージとは真逆の意味を持った手話なので、間違えないように注意しましょう。
 
 
『思う』は、片手の人差し指を立て、その指をこめかみ辺りにトンと当てるようにして表現します。
 

 
ここまでの表現で、「本当は会ってはいけないと思った」となります。
 
 
 ②「友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。」
 
 
『友達』は、両手を握ってトントンと軽く前後に動かしましょう。
 
 
『意味』は、伏せた片手の下を、人差し指を立てたもう一方の手をくぐらせることで表現できます。

 

 
『理由』、『なぜ』、『わけ』といった意味でも使える単語ですね。
 
 
『2週間』は、片手で数字の「2」を表現した後に、親指、人差し指、中指の3本の指を立てた状態で、大きく弧を描くように横に手を移動させましょう。
 
 
 
『ずっと』は、両手でOKマークを作り、その手の輪っかの部分をつないで、奥に向かって手を伸ばしていきます。
 
 
 
『考える』は、片手の人差し指を立てて、その指をこめかみ付近にあててぐりぐりとねじるようにして表現します。
 

 
これで、「友達の意味をこの二週間ずっと考えていた。」となります。

 
 
 ③僕が君に会う理由探してた。
 
 
『私』は、人差し指で自分を指さすだけでOKです。
 

 
 
『あなた』は、逆に相手を指さして表現しましょう。
 

 
 

そしたら、先ほどご紹介した『会う』『意味』(=理由)と続けてください。
 

 
 
『探す』は、Okマークをした手を目元でくるくると回して表現します。
 
OKマークをした手を目に見立てて、きょろきょろと探し回っている様子を表しているわけですね。
 
これで、「僕が君に会う理由探してた。」となります。
 
 
この一連の文章は、最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し見直していただくことでだんだん理解できてくると思いますよ!

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

 
 

まとめ

 
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
 
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しております
ので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪

 

 

 
ご参考になれば幸いです♪

スポンサーリンク



コメントフォーム

名前  (必須)

メールアドレス (公開されません) (必須)

コメント

耳寄り情報を今すぐチェック!

手話の会話力をグイグイ上げる魔法のテキストがある!?
手話での会話
↑詳細は画像をクリック!

みなさんからのコメント
人気の記事はこちら!
運営者 すももん

これまでに、100回以上の手話通訳を担当しています♪

しゅわぶくろ 運営者のすももんのプロフィール画像

↑詳しいプロフィールはこちらの画像からどうぞ♪

カテゴリー
  最近の投稿
アーカイブ
ブログランキングはこちら!

応援のクリック、大変喜びます♪


人気ブログランキング