手話の仕事の給料って…?需要はどのくらい?食べていくことは可能?
こんにちは~
今回は、手話に関する素朴な疑問シリーズをお届けします。
本記事のテーマは、
手話だけで食べていけるの?
↑というお話をしたいと思います。
手話を勉強している方、もしくは勉強しようと思っている方の中には、
手話を仕事にして、「手話だけで生計を立てたい」という方も
いらっしゃると思うんですね。
という記事では
そのへんについてをできるだけ詳しくお話しできればと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
手話の仕事の給料ってぶっちゃけどうなの?
一言に「手話の仕事」といっても、
詳しく見てみるとその仕事内容は実に様々です。
「手話にかかわる仕事」と聞いて、
一番イメージしやすいのはやっぱり「手話通訳士」ですよね。
国会の中継や、大きなイベントなどでは、
ステージ等の近くで手話通訳士さんが同時進行で手話通訳を行っている様子を見たことある方も多いでしょう。
少し視野を広げると、
役所に勤める公務員さんなどで手話が使える方もいらっしゃいますし、
もっと言うと、接客業系ならほぼなんでも
手話が使えるという点は大きなアドバンテージというか、
それだけでお店で重宝される存在になれると思います。
ここら辺は、
英語ができるスタッフさんがお店で重宝されるみたいな感じですよね♪
で、これらの仕事で生計が立てたられるのか?
手話一本で食べていくことはできるのか?
これについてですが、結論から申しますと、
手話だけで生活するのは だいぶキツイと思っていただいた方がいいと思います。
接客業のアルバイト等で生計を立てるのは少し大変だということや、
手話通訳ができる公務員についても、
あくまで「接客業務 + α(手話)」というイメージになり、
手話一本で仕事をするという仕事の形とは少し違いますよね。
で、肝心の手話通訳についても、
手話通訳の仕事一つだけで生計を立てるのは現状難しいと言われています。
先日も私、とあるイベントの午前の部の手話通訳に行ってきたのですが、
午後から担当される手話通訳士さんは60歳以上の優しそうなおじいちゃんだったんですね。
何が言いたいのかというと、
手話の世界って、上がすごく詰まっているんですよw
現在第一線で活躍されている手話通訳士さんの中には
手話通訳一本で食べていけている方もいるにはいるのですが、
これから新たに手話通訳士として参入するとなると、
スキル、人脈、経験など、様々な要素を見ても
食べていけるようになるまでかなりの時間がかかると思われます。
手話の仕事って需要あるの?
ただ、ここで大事なのが、
手話通訳士の需要自体はめっちゃある ということなんですね。
実は、手話通訳士お給料に関する部分は
まだまだ改善が必要と言わざるを得ない状況でして、
極端な話、
①手話通訳士になっても生計を立てるのが難しい
↓
②手話を勉強しても食べていけないのかぁ
↓
③じゃあ別の仕事しよ~
といった具合に、経済的な理由から
手話通訳士を志望する人がそもそも少ないんです。
でも、手話通訳士を必要としている人は
たくさんいますから、ここら辺のバランスがうまくいっていない印象ですね。
これについては、
私がどうこう言ってもしょうがない部分が大きいのですが、
やはりもどかしいというか、ヤキモキしてしまいますよね~
私の知り合いのろう者の方が言っていたのですが、
月に〇〇時間までしか頼めないからすごく不便なんだよね~
↑これ、ろう者の方々にすごく失礼な話ですよね。
月に〇〇時間までって制限を設けるのって、
要は「月〇〇時間までしか聴者としゃべるな」みたいな、
↑これはちょっと言いすぎしてもまだまだ制度の改善が必要と言わざるを得ませんよね。
今後、少しでもこの状況が改善していくことを期待するばかりですね。
【合わせて読みたい!】
まとめ
今回は、手話で食べていけるのか?というテーマでお話ししました。
ちなみにですが、
以下の記事で手話に関する素朴な疑問にお答えしています♪
具体的には以下のような内容をお話ししてますよ~
・手話って世界共通?
・指文字は左手で表現してもOK?
・日本手話と日本語対応手話の違い
・手話ニュースの字幕の意義
・中指を立てる手話表現について
ご興味ありましたら是非合わせてご参照くださいね♪
手話の雑学まとめ!言われてみれば気になるかも…な情報が満載!
ご参考になれば幸いです♪
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