聲の形で石田が使った手話『だから、実は、下向いてると、楽…』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「だから、実は、下向いてると、楽…」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『だから』『本当』『下』『(下を)見る』『楽』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「だから、実は、下向いてると、楽…」
【このシーンが流れる時間】
- 01:59:16~
こちらは、硝子に「どうしたの?」と聞かれた石田が話したセリフですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『だから』は、両手の人差し指と親指で輪っかを作り、その輪っかを組んだ状態で、手を下にスッとおろします。
そして、『本当』は、片手を開いて縦向きにして、その手をあごにトントンとつけましょう。
『実際』、『マジで』、『実は』といった意味でも使えるので、日常会話でも使いやすい単語ですよ!
『下』は、片手の親指と人差し指を立てて、真下を指さすように表現します。
そして、『見る』は、片手の人差し指と中指を立てて、その手を前に向けてください。
この表現は、両目の目線を表していて、転じて『見る』という意味の表現になりました。
参考動画では、『見る』と表現するとき、立てた二本の指を下に向けて表しています。
作中のセリフでは、「下を見る」とありましたので、『見る』という手話を表現するときも、実際に下を見ているときの様子をイメージしながら『見る』と表現する方が、より手話らしい表現なんですよ♪
そして最後の『楽』は、片手を開いて伏せ、その手をつるしたひもを引っ張り上げるようなイメージで、もう一方の手と一緒にスッと上にあげて表現します。
今回のシーンは、作中で手話の描写がなかったため、"私ならこう表現します"という手話になるので、
「今回ご紹介した手話が100%正解で、他の表現は全部不正解」、というようなことは全くありません。
あくまで、表現の仕方の一つとしてイメージしていただければと思います♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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