手話単語の だから はどうやるの?手話表現を動画で解説&使い方も!
こんにちは~
今回は接続詞の「だから」という表現について解説していきたいと思います。
手話表現のやり方を動画で解説したのち、
使い方等についてもお話ししていきますので、
是非参考にしてみてくださいね!
手話単語で だから ってどうやるの?
では早速
「だから」という手話の表現を動画でご覧いただきましょう!
両手の親指と人差し指で輪っかを作り、それを合わせるようにして表現します。
「だから」という意味以外にも、
「~なので」とか「すなわち」というような意味でも使うことができますよ!
ちなみにですがこの単語、
似たような動作をする表現がいくつかあり、
手話表現を混同する方がたまにいらっしゃいます。
解説動画では、輪っかを合わせた両手を
トントンとリズミカルに下におろす動作をしていますが、
人によってはスーッとただ下におろすように表現する場合もありますし、
下に下げずにその場でトントンと2回表現する人もいます。
一応、表現の仕方としてはどれも間違ってはいないのですが、
2つ目に例に挙げた
「スーッとただ下におろすように表現する場合」に関してはあまりオススメしていません。
というのも、この動作で表現すると、
「ずっと」という手話とかなり近くなってしまい、
より混同しやすくなってしまうんですね。
本来、「ずっと」という手話は
両手の輪っかを繋げた状態で胸のあたりから
内向きの斜め前の方向に出すという表現なのですが、
見る角度や表現者のクセによってはその違いに気づきにくい場合も多いですからね。
まぁぶっちゃけ、表現が多少違っても
口の形などである程度フォローできる部分もあるので
そこまで神経質になる必要はないのですが、
「だから」という手話をこれから覚えるのであれば、
より無難な方の手話動作で覚えておくことをオススメしますよ♪
だから の手話表現のワンポイント!
ここまで、「だから」という手話の表現方法等についてお話ししましたが、
実はめっちゃ大事な点をまだお伝えできていないんです 汗
というのも、
「だから」という手話は日常会話ではあまり使わないんです!!
具体的に言いますと、
「だから」をはじめとする接続詞は、
手話で文章を表現する際にあまり使わない傾向にあるということなんですね。
ただ、すべての接続詞を表現する必要がないわけではなくて、
「でも」とか「ところが」とかの
いわゆる逆接の意味を持つ接続詞は
しっかり表現する場合がほとんどです。
分かりやすく例を上げますと、
↑という内容を伝えたいなら、
のように、「だから」という手話表現は必要なく、
↑なら、
といった具合に、
逆接の接続詞である「しかし」も表現する必要があるということです。
なぜ接続詞は基本表現しなくてもいいのかというと、
日常会話の中で接続詞をその都度表現していると、
どうしても話がくどくなってしまうんですね。
手話通訳をする際や、検定試験の際、
手話ニュースのキャスターさんがニュースを手話で表現する際などは
正しい日本語で正しく表現することが求められますので
接続詞をその都度表現してもあまり問題はないのですが、
日常会話ではあまり好まれない傾向にあるようなんですね。
ただ、
接続詞を使ってしまったからといって別に嫌われたりすることはほぼありませんので、
まだ手話を勉強し始めたばかりの方などは
無理に意識する必要はありませんよ♪
手話学習を進めていって、
慣れてきたころにちょっとだけ意識するようにしていただければ大丈夫ですよ♪
【合わせて読みたい!】
まとめ
今回は、「だから」という手話の表現方法等についてお話ししました。
会話ではあまり使わないんだ~
ちょっと不完全燃焼…
↑という方もいらっしゃるかもですね 汗
…そんなあなたに、お詫び(?)といってはなんですが、
以下の記事で、日常会話で大活躍する表現をまとめてご紹介していますよ!
是非参考にしてみてくださいね!
ご参考になれば幸いです♪
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