聲の形で西宮が使った手話『私が変わらなかったから、あなたが落ちた』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「私が変わらなかったから、あなたが落ちた」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『私』『変わる』<首振り>『あなた』『落ちる』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「私が変わらなかったから、あなたが落ちた」
【このシーンが流れる時間】
- 01:52:44~
こちらは、目を覚ました石田が、橋の上で硝子と再会して言ったセリフですね。
この橋の上のシーンは、映画『聲の形』のラストシーンというか、クライマックスシーンとなっていて、手話の描写が超盛りだくさんの見ごたえたっぷりのシーンとなっています。
気合を入れて勉強していきましょうね!
では、手話表現を解説していきましょう!
『私』は、自分を指さす形で表現します。
『変わる』は、両手の人差し指を立てて手の甲を相手側に向け、両手を交差させるように胸の前で手の位置を入れ替えましょう。
『交換』とか『変更』といった意味としても使えますよ♪
☆作中では、『変わる』という手話を表しながら、首を横に振ることで、「変わらない」という風に否定の意味を付け足していますね。
『あなた』は、『私』の逆で、相手を指さすことで表現できます。
『落ちる』は、親指を立てた片手を、パタンと倒して表現します。
実は、『落ちる』という単語は表現がいくつもある単語でして、
・人や動物が落ちる場合
・ものが落ちる場合
・記入漏れなど、"抜け落ちる"という意味で使う場合
・試験に落ちるなどの"落選"を表す場合
↑上記のように、シチュエーションによって表現を使い分ける必要があるんですね。
各シチュエーションの表現をご紹介すると、混乱してしまう方もいらっしゃるかもなので、今回は割愛しますが、
今回は、"人が落ちる"というというシチュエーションですので、立てた親指を人に見立てた表現が適切なわけです。
このように、場合によって手話表現を使い分けられるようになると、とても活きた手話を使えるようになるので、ぜひ覚えておいてくださいね♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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