聲の形で石田が使った手話『来週から夏休みだろ どっか遊びに・・・』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「来週から夏休みだろ どっか遊びに・・・」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『来週』『休み』『遊ぶ』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「来週から夏休みだろ どっか遊びに・・・」
【このシーンが流れる時間】
- 01:24:13~
こちらは、みんなにひどい言葉をぶつけてしまった石田が、最後に硝子声をかけた時の手話ですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『来週』は、片手の親指、人差し指、中指を立てて、手前から奥へ手を伸ばしていきます。
『休み』は、開いた両手を伏せて、体の前で人差し指を合わせるように両手を閉じていきましょう。
『休む』という動詞としても使うことができますよ!
『遊ぶ』は、両手の人差し指を立てて、頭の上で前後に手を振ってください。
チャンバラ遊びをしている様子からこの表現ができたそうですよ♪
作中では、「来週から夏休みだろ どっか遊びに・・・」という文章を、上記の3単語で表現していましたが、
厳密に言うと、「夏休み」という単語は『夏』+『休み』と表現するのが一般的ですし、
「どっか遊びに・・・」の部分も、『どこ』という手話がある方が、読み手としてはわかりやすいかと思います。
ただ、なので、このシーンの手話描写はかなり意訳というか、手話表現をはしょっているという点を念頭に置いて見ていただくことをオススメします。
手話をはしょることは別に悪いことではないですが、
作中で描写されている3単語を見て、
「この文章を手話で表現するには、この単語しか使っちゃダメなんだ」
↑と、凝り固まってしまわないようにご注意くださいね♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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