手話の勉強法

手話の読み取りのコツ&指文字もわかるようになる練習法をご紹介!

こんにちは~
 
今回は、手話の読み取りに関するお話をしたいと思います♪
 
手話の勉強を始めたばかりの方や、
手話講座、手話サークルに通い始めたばかりの方は、初めての手話でのコミュニケーションの際はみんな戸惑うものです。
 
人によって、
 
 「あちゃ~ 全然言いたいことが表現できなかった…」とか
 「指文字の表現はまだまだ練習が必要だな~」とか
 「うわっ 相手の手話を読み取るのってむずかしっ」とか
 
色んな反省点があると思います。
 
私も手話を始めたばかりのころはそうでしたからねw
 
で、今回は3番目の課題である
「手話の読み取り力向上」の方法についてお話ししていきますよ!
 
ちょっと意識するだけで相手の手話が読み取りやすくなるコツや、
オススメの練習法など、盛りだくさんでお送りします♪
 
ぜひ参考にしてみてくださいね~

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手話の読み取りのコツが知りたい!

まずは、ちょっと意識するだけでかなりの効果が期待できるマル秘ポイントをお伝えしちゃいますね☆
 
一般的に、手話の読み取りが苦手という方の多くは、
「手話で会話をする際に、視線を向ける場所が正しくない」という場合が多いです。
 
たびたび自分の例を出してしまって恐縮なのですが、
以前の私は、手話で会話する際、相手の手話表現を一言一句見逃すまいと、相手の手元をじ~~~っと凝視してたんですねw
 
実はこれこそが間違っていたんです!!
 
「…え?でも、会話中に相手の手以外に見るところなくない?」と思われる方もいらっしゃるかもですが、
 
"相手の手だけ"ではダメなんです。
 
じゃあどこを見ればいいのか?
 
その答えは、「相手の顔から胸あたりまでの範囲をぼんやり見る」です!
 
もう少し具体的に言いますと、話者の手話だけでなく、表情や口型、体の向きなどを全て同時に見るということになります。
 
…と、こうやって聞くとめっちゃ難しく聞こえるかもしれませんが、
やってみるとこっちの方がはるかに楽なことが分かります☆
 
というのも、相手の手元ばかりを見てしまうと、単語の情報しか入ってこなくなってしまい、
その時の情景や感情など、相手が話の中で本当に伝えたいことを受け取れなくなってしまうんです。
 
これでは、聞いている方も話している方もつまらないですよね。
 
でも、相手の胸から上全体を見ることで、表情等の情報も受け取ることができるようになりますから、
臨場感たっぷりに相手の話を聞くことができるというわけです♪
 
まぁ そもそも手話で話そうが、声を出してしゃべろうが、会話の内容自体は同じ日常会話なんです。
 
なにもひと言も聞き逃すまいと必死になって読み取ろうとする必要自体、あまりないんですよw
 
手話通訳者を目指す方などはこの限りではありませんが、
「手話で楽しくおしゃべりができるようになりたい♪」というような目標であれば、
 
読み取りという作業自体をそこまで厳密にミッション化する必要はないです☆
 
少し肩の力を抜いて、気軽に取り組むのがベストですよ♪

手話と指文字の両方の読み取り練習がしたい!

で、「相手の顔から胸あたりまでの範囲をぼんやり見る」の練習方法ですが、
 
ぶっちゃけこれについては日ごろの訓練あるのみですw
 
やっぱり聴者にとっては、まず普段することのない動作ですし、
身につけようとするなら何度も繰り返してクセにしてしまうのが何だかんだで一番の近道だと思います。
 
ただ、いきなりこれからの手話トークに取り入れていくのは少々難しいですよね?
 
そういう方は、まず最初にちょっとだけ訓練しておくことをオススメします。
 
具体的なやり方を説明しますね。
 
まず、鏡の前に立ちます。
 
上半身から上がすべて映る大きめの鏡がいいです。
 
で、普段自分が手話表現をする感じで、手話で文章を表現してみましょう。
 
(文章の内容は、自己紹介でも最近会ったことでもなんでもOKです♪)
 
その状態で、視線を手元だけでなくて、胸から顔まで上げていき、
ちょっとズームを弱めるイメージで ぼやぁっと全体を見てみましょう。
 
…どうでしょうか?
 
正直、最初は違和感がすごいと思いますw
 
口元とか表情とか手とか、いろんなところに視線が散らかってしまって、あたふたしたりするかもですが、
 
最初はみんなそんな感じなので ご心配なくです☆
 
できれば、普段普通に会話するときも相手の胸から顔までの全体をぼやぁっと見る訓練をしておくといいですよ♪
 
この視線の向け方をマスターできると、何を隠そう指文字が圧倒的に読み取りやすくなります。
 
指文字って手話の中でもかなり記号的で、読み取りが難しいのですが、多くの話者は指文字を使うときにその音を口の形で同時に表現します。
 
例えば、「ぬ」という指文字を表現しながら口の形は「う」みたいな感じですね。
 
ぶっちゃけたことを申しますと、
もしあなたが指文字の読み取りが多少苦手だったとしても、この視線の向け方を習得できていれば、
 
指文字を読み取る際に口の形をヒントにできるんですよ!
 
そうすると格段に指文字が読み取りやすくなり、相手に「え?もう一回」と聞き返すことが少なくなります。
 

…え?
 
他に手話の読み取り力向上のための練習方法はないのかって?
 
…ありますよ♪
 
次の章でお話ししますね!

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手話の読み取り練習って?

手話の読み取り練習についてですが、やっぱり実際に手話で語られる話を読み取る練習をするのが一番です。
 
もちろん、練習に付き合ってくれる仲のいいろう者のお友達がいれば最高ですが、
 
なかなか時間が合わないなどで難しい場合は、一人で練習することも可能ですよ♪
 
はい。こんなときこそ文明の利器の出番ですw
 
メディアを活用しましょう!
 
今や、テレビ番組や動画サイトなどで手話に関する動画や映像は数えきれないほど存在します。
 
具体的には、NHK総合「みんなの手話」というテレビ番組や、Youtubeなどにアップされている手話読み取り練習動画とかですね♪
 
もちろん、これらのコンテンツで勉強する際も「胸から顔までぼやっと視線」の実践はお忘れなくです☆
 
「今日はこの動画で練習してみよ~♪」とか
「明日は朝早いから今日は『みんなの手話』を見るだけにしとこ」とか
 
自分のペースで焦らずに進めていってくださいね♪

 
 
 

おまけトーク

さて、ここからはちょっと余談になります
 
この記事をお読みの方の中には、
 

 
手話、ちょっと興味あるなぁ
 
手話を勉強してみたいけど、何から始めればいいかわからない…
 
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
 

ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
 
 『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
 

↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
 
 
手話だって言語ですからね!
 
 
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりました
し、
 
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
 
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
 
 
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
 
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
 
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪

 
 
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います

 
 

 

まとめ

今回は手話の読み取り練習法についてお話ししました。
 
ちなみにですが、
 

 
私、手話の読み取りの中でも
 特に指文字が全然よみとれなくて…
 
↑という方には、以下の記事もオススメしています!
 
指文字の読み取りのコツは?動画やアプリ、ソフトで特訓可能!
 

指文字の読み取りのコツは?動画やアプリ、ソフトで特訓可能!


 
今回お伝えした内容にプラスして
指文字苦手を克服するコツをお話ししていますので、
是非チェックしてみてください!

 
ご参考になれば幸いです♪

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