聲の形で西宮が使った手話『佐原みよこ』の表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「佐原みよこ」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『さ(指文字)』『原』『み(指文字)』『よ(指文字)』『こ(指文字)』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「佐原みよこ」
【このシーンが流れる時間】
- 11:21、53:52、53:55~
こちらの手話は、幼少期の硝子が、「手話を覚える」と立候補した佐原に教室で名前の表現を教えてあげている場面で言った言葉になります。
では、手話表現を解説していきましょう!
『さ(指文字)』は、手話の50音である「指文字」を使っています。
固有名詞にはピッタリくる手話がないことも少なくありませんので、そういう時に指文字を使うことが多いですね。
じゃんけんの「ぐー」の形で『さ』という指文字になります。
詳しくは以下の記事でもご紹介していますよ♪
『原』は、開いた手のひらを下に向けて、広大に広がる原っぱを表現した手話になります。
『み(指文字)』は、人差し指、中指、薬指の3本指を立てた片手を横向きにして表現します。
『よ(指文字)』は、人差し指、中指、薬指、小指の4本指を立てた片手を横向きにして表現します。
先の、『み』に小指を足した状態が『よ』ということになりますね♪
『こ(指文字)』は、開いた手を、指の付け根で90度に折り曲げるようにして表現します。
これらの表現をすべて合わせて『佐原みよこ』となるわけですね!
ちなみに、作中では、硝子が石田に「さ は ら」と指文字で名前を伝えるシーンがあるんですけど、このシーンでは全て指文字で表現していました。
『さ』『は』『ら』の指文字も合わせてご紹介しておきますので、ご興味ありましたらセットで覚えておくといいと思いますよ♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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