聲の形で西宮が使った手話『私とあなたは友達』の意味や表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「私とあなたは友達」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『私』『あなた』『友達』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「私とあなたは友達」
【このシーンが流れる時間】
- 10:02、15:14、25:04~
こちらの手話は、幼少期の硝子が、公園で石田に言った言葉ですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『あなた』は、相手を指さすのみの簡単な手話ですね。
詳しくは以下の記事でもご紹介していますよ♪
『私』も、同様に自分を指さすことで表せます♪
『友達』は、握手をするような感じで開いた両手を組んで、そのままトントンと軽く前後に動かします。
ちなみにこの表現は、『仲良し』『仲がいい』『友人』のような、『友達』に近い意味も同じ手話で表すことが可能です。
また、『友達』という手話は、以下のように、
組んだ手をぐるんと回すような表現も存在します。
日本語で言う、『友人』と『友達』の違いみたいなもんで、
どちらの表現でも同じ『友達』という意味に変わりはありませんが、
両方覚えておくとあいてが使ってきたときにしっかり対応できるので、合わせて覚えておきましょう!
ちなみに、このセリフ、作中で石田が言うシーンもあるのですが、
その時は、「俺と、西宮、友達になれるかな?」というセリフとともに表現されています。
手話単語自体は全く同じなのに、なぜ疑問の意味を出せるのかというと、単純に、語尾に尋ねるような表情をつけているからなんですね。
手話の世界では表情も立派な言語なので、
これはかなり大切なポイントです!
ぜひ覚えておいてくださいね♪
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、そちらも合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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