手話表現

手話の敬語表現ってどうやるの?です/ますのやり方&使い方を解説!

こんにちは~
 
今回は、手話の世界における敬語に関してお話ししたいと思います。
 
手話を勉強し始めて、手話サークルや手話講座などに通ってみると分かるのですが、周りの方が自分より年上だったり、結構目上の方が多い環境だったりするんですね。
 
となると、我々日本人は敬語を使いたくて仕方がなくなりますw
 
やっぱり日本人って、ここら辺の規範意識というか、結構気になる方も多いと思うんです。
 

というわけで本記事では、手話の敬語表現について詳しくお話ししていきますよ!
 
ぜひ参考にしてみてください!

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手話の敬語表現って?

日本語には、敬語という枠組みの中に「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と3種類の敬語があり、それぞれ相手やシチュエーションなどによって使い分けが必要になります。
 

ですが、手話の世界の敬語はそんなにややこしくはありません♪
 
というか、ここでいきなりとんでもないことをお伝えしますと、
 
そもそも手話の世界では、敬語という文化がそこまで強くありません。
 
敬語自体が全くないというわけですよ!
ですが、あくまで口頭でしゃべる日本語と比べた時に、敬語表現の出番が少なくなる傾向にあるように思います。
 
口頭でしゃべる日本語の方が敬語の出番が圧倒的に多いんですね。
 
目上の方と口頭でしゃべる場合は、基本的に語尾に「です」や「ます」がつきますし、「食べる」→「召し上がる」など、言葉が変化することも少なくありません。
 
一方、手話の世界では、敬語の出番がそこまで多くないので、目上の方と手話で話すときも、あまり身構えることはないと思います。
 
それこそ、英語などのように相手が子供だろうとエライ人だろうと、基本的に使う言葉は同じで問題ないんです。
 
ただ、これも先にお伝えしておきますが、
 
「~です」「~ます」などの丁寧語
 
さらには目上の方に手話で話す際の所作などもあることはあるんです。
 
手話の世界には敬語の文化が強くないはずなのに、敬語に近い表現は存在する、という不思議な現象が起きているんですよw
 

と、ここまでお読みの方の中には
 

 
…え?つまり、どうゆうこと?
 
と、ちょっと混乱しそうな方もいらっしゃるかもですね 汗
 

これについての答えとして、基本的なところで言いますと、「手話の敬語は、話し手が気になるようならつけてもいい」とご理解いただければ問題ないかと思います。
 

例えば、手話の表現の中に相手を指さす表現があるのですが、人を指さすという行為にどうしても抵抗を覚える方が一定数いらっしゃいます。
 

そういう方は、指をさす代わりに手のひらを相手に向けて代用するという場合があるんですね。
 
(↓こんな感じです♪)
 

 

まさにこれが敬語表現と近い使い方でして、要は目上の方と手話で話すときに、完全にいつもと同じ表現だと、自分自身が気持ち悪いというか、「抵抗感がぬぐえない」という場合のみ、敬語表現を使えばいいんです。
 
もっと言うと、正直『人による』という部分もかなり大きくて、しっかりとした敬語を重んじる手話話者の方も当然いらっしゃいます。
 
あなたも、「あの先輩には敬語だけど、この先輩は半分くらいタメ口でしゃべるのがちょうどいいんだよな♪」といった感じで、人によって言葉を使い分けていたりしませんか?
 
これに近いイメージで、まずは手話の敬語表現を使いつつ、徐々に敬語を外して距離を縮めていくというのが手話の世界でも一番確実な方法かもしれません。
 
例えば、手話の動作をいつもより少しだけ丁寧に、ゆっくり表現することで、敬語とまでは行かないにせよ、相手に丁寧な印象を与えることができます。
 

手話が上手い方だと、目上の方と手話で話す際に無意識にこれを実践されている人が結構いらっしゃいますよ♪
 

 
目上の方と手話で話すときは何か敬語っぽい表現をしたい…
 
↑という方は、ぜひ実践してみてくださいね。
 

 
もちろん、これからご紹介する「ですます」の表現も敬語表現の一つですから、覚えておいて損はありません!
 
詳しくは次の章で♪

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手話で ですますってどうやるの?

えっと、手話の「です」「ます」の表現についてですが、実はめっちゃ簡単なんですw
 
というのも、「ある」という手話とおんなじなんですよw
 
手のひらを斜め下に向け、トンと押さえるように表現するあの手話です。
 

ここでちょっと思い出してみていただきたいのですが、手話で自己紹介するときも、「ある」という手話を文末に表現して、「私の名前は~です」という風に表現しますよね?
 
あれと一緒で、「ある」という手話は文末に持ってくるとですますの意味で使うことができるんですよ♪
 
 
まぁ とはいえ、あくまで必ず使わなければいけないということではないですし、
 
むしろ目上の方と手話で会話するときに話の末尾に毎回「ある」と表現する方が逆にうるさくなるので、基本は使わなくても問題ないと思います。
 

というか、私自身、「ですます」という丁寧語の意味として「ある」という手話を会話中に多用している人は見たことがありませんw
 

あくまで参考程度に頭にとどめておいていただく程度で大丈夫ですよ♪

 
 

合わせて読みたい!

 

 

まとめ

今回は手話の敬語表現についてお話ししました。
 
【こんな記事もオススメ!】
 
手話の「ありがとう」と「ありがとうございました」の違いは?
 

手話の ありがとうございましたと、ありがとうの違いは?過去形の表現のコツ!

 
ご参考になれば幸いです♪

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