『へー! いいね! ほかにメールしたい相手いる?』の手話表現を動画付きで解説!
こんにちは~
今回は、映画『聲の形』にも登場した、「へー! いいね! ほかにメールしたい相手いる?」という手話表現のシーンについて解説していきます。
文法的な単語表現や意味、使い方などをお話しするのはもちろん、
『聲の形』作中での使われ方や表現等についても詳しく解説しますよ♪
手話に興味をお持ちの方は、
是非、『聲の形』本編を見つつ、手話学習に役立てていただけますと幸いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
聲の形で西宮が使った手話表現を解説!
ではさっそく、
今回取り上げた手話表現を動画でご確認いただきましょう!
【単語構成】
- 『良い』/『他』『メール』『ほしい』『いる』
【作中での訳文】(描写がなければ意訳文)
- 「へー! いいね! ほかにメールしたい相手いる?」
【このシーンが流れる時間】
- 53:40~
こちらは、硝子のメールアドレスを知りたい石田が硝子と会話しているシーンの1コマですね。
では、手話表現を解説していきましょう!
『良い』は、片手を握って鼻くらいの高さで構え、そこからすっと前に出して表現します。
『他』は、片方の手を内側、もう一方の手を外側に向けて、外側に向けた手を奥へスッと動かします。
『~以外』といった意味として使うことも可能ですよ♪
『メール』は、人差し指と親指をつけてOKマークを作り、その手を前後に動かして表現します。
この、OKマークのような手の形は、手話の世界では指文字の『め』となっていて、「メール」という言葉の『め』を取ってこの表現になったといわれています。
手を前後させて、メールが行き交う様子を表現しているのもわかりやすいですよね♪
『ほしい』は、『~したい』という意味も表すことができるため、今回は「メールしたい」という部分を表現する際に使われていますね。
表現自体はとっても簡単で、片手の人差し指と親指を立てて2本の指を開き、あごの位置から下にスッと手を下ろしながら指を閉じていきます。
『~したい』、『~がほしい』以外にも、『好き』という意味としても使うことができる、便利な単語ですよ!
最後の、『いる』も とっても簡単で、両手を握って脇を締め、両腕を下へ少し下ろすようにして表現します。
『いる』と表現しながら、尋ねるような表情をすることで、「メールしたい相手、いる?と、質問の文章にすることができるわけですね。
おまけトーク
さて、ここからはちょっと余談になります
この記事をお読みの方の中には、
↑などなど、
手話そのものに興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに手話の勉強って、何から手をつけるべきかで悩む方は多いですし、
何なら悩みすぎて結局そのままフェードアウトしてしまう方もかなりいらっしゃいます。
ただ、東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内先生もこうおっしゃってました。
『英語なんて"言葉"なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!』
↑これ、おんなじことが手話でも言えるんです♪
手話だって言語ですからね!
当然私も、最初はゼロの状態から勉強を始めて、
今では手話通訳を100回以上担当できるまでになりましたし、
やり方次第では、1、2か月で日常会話レベルの手話を習得するのも無理な話ではありません。
(↑これにはちょっと裏ワザ的な勉強法が必要になりますけどねw)
繰り返しになりますが、手話だって"言語"です
どんなやり方だろうと、根気よく続ければいずれはできるようになるので、
あとは、「あなたがどのくらいのスピードで手話を習得したいのか」だけなんですよ!
努力をした先に、必ずゴールがあって、
その道中の工夫次第でいくらでもゴールを早められるんです♪
手話に興味を持ったこのタイミングを、ぜひモノにしていただければと思います
まとめ
今回は、映画『聲の形』に登場する手話シーンの解説をお届けしました。
『聲の形』に出てくる他の手話シーンに関しても、
一覧で解説をご覧いただけるまとめページをご用意しておりますので、以下の記事も合わせて参考にしてみてくださいね♪
ご参考になれば幸いです♪
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